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○捕まえた初恋 1 ページ6

(チャンスの続き)

それからというもの、シゲからのアプローチが
増えてきて、
気がついたらシゲの事が好きになっていた

A (どうしよう、これって私から告白した方がいいのかな?何かスゴイ恥づかしい……)

そんなことを悶々と考えていた時


♪〜〜、♪〜〜


A LINEだ、シゲからかな?
……っ!え、何で今更…


送り主は、4年付き合って振った元彼からだった


元彼 「久しぶり、元気だった?
少し話したいというか相談したいことがある
今日の午後6時、
いつも行ってた喫茶店に来てほしい
待ってるから…」


A どうしたんだろう、今更になって連絡よこすなんて…まあでも、放っておけないよね!

乗り気では無かったものの、やっぱり心配だったので私は喫茶店に行くことにした





早くつきすぎてしまった私は、
紅茶を飲みながら本を読んでいた
シゲから借りてきた本だ

シゲが元々読書が好きなので
シゲの家の本を読んでるうちに
私も読書が趣味になっていた

A シゲ何気に私の好み把握してるんだよね
この小説めっちゃ面白い!

小説の世界にのめり込んでいると


元彼 お待たせ、ちょっと仕事で遅くなった

A いいよ別に、そんな待ってないから
で?私に何のよう?

元彼 俺たちさ、ほんとにもう終わったのかな?
俺はまだお前のことが忘れられないんだよ
だから、もう一回俺と付き合ってほしいんだ


A …………


元彼 お前だって俺が必要だろ?
俺、お前と別れて改めてお前の大切さが分かったんだよ。
だから、もう1度俺にチャンスをくれないか?

A ………

別れてすぐの頃の私なら、
多分もう1度彼の手を取って復縁していたかもしれない、
でも、でも今私の心にいるのは…

○捕まえた初恋 2→←○チャンス 2



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作者名:エクレア | 作成日時:2018年3月29日 20時

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