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「〇〇起きて、朝だよ」


〇〇「……ん、おはよう」


「おはよう、顔洗っておいで」


〇〇「はーい」



洗面所に目を擦りながら向かう〇〇が可愛くて思わずにやけてしまう


さっきまで〇〇が寝てた布団を畳んで押し入れに押し込み


さっき作ったサンドイッチをダイニングテーブルに置く



〇〇「あっ、サンドイッチだぁ」



「今日は特別に苺のサンドイッチも作ったよ」



昨日怖い思いをさせてしまったので今日は特別に作った



〇〇「やった〜いただきます」



「はーい」




私もスーツに着替えて会社に行く支度をした



「今日髪の毛何がいい?」


〇〇「三つ編み!」


「はい、了解」






毎朝早起きして、お弁当を作る

もう慣れてしまったけれど

やっぱりこの生活は楽ではない

〇〇の笑顔を見ると疲れは吹っ飛ぶけれど


稜雅が居たら…お父さんが居たから少しは楽になるのかな…金銭面的にも、〇〇の為にも




〇〇の為に生きるって決めたのに





「あと10分で家出るからね」


〇〇「うん」

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作者名:絆美 | 作成日時:2020年3月18日 1時

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