【ヒプマイ】easyRの妹は愛されています (ページ23)

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20話ページ23

『〜♪』

乱数｢あはは、Aさっきからご機嫌だね〜｣

『そりゃそうだよ。だって一郎さんにまた会えるし、二郎くんの弟さんにも会えるし、もう楽しみで仕方ないよ！』

乱数｢そっか…1時からなんだよね？じゃあそろそろ昼ごはん食べよ〜｣

『分かった』

兄さんと昼ごはんを食べ終わり少しゆっくりしていたらもう行く時間になっていた

『あ、そろそろ行くね』

乱数｢うん…あ、待ってA｣

家から出ようとした直前、兄さんが私を呼び止めた

『何？兄さん』

乱数｢昨日も言ったけどあんまり遅くならないでね…夜遅くに女子高生が歩いていると誰かに誘拐されるかもしれないからね。いい？絶対だよ！｣

『…分かったよ兄さん…6時までには帰ってくるから』

乱数｢本当？絶対だよ！｣

『分かったよ…じゃあ行ってきます』

乱数｢行ってらっしゃ〜い｣

…

『ﾁﾗ(うんいい時間に着くね…でもギリギリになりそう…ちょっと急ごう)』

私は自分のスマホの時間を見て少し早歩きで｢萬屋ヤマダ｣へ行く

｢ねぇねぇそこの君、一人？｣

｢俺たちと一緒に遊ばない？｣

しばらく歩いていたら急に男性二人に話しかけられた

これって私ナンパされてる？

『(急がないと約束の時間に遅れちゃう)…いえ、大丈夫です。私急いでいるんで…』

｢いいじゃんちょっとぐらい、ほら行こうよｸﾞｲ｣

男の人が私の腕を掴んで引っ張っていく

『！ちょっと、離してください！』

｢遠慮しないで、ほら行くよ｣

『い、いや…誰か…助けて…！』

必死に誰かに助けを求めた

その時…

？｢何やってるんですか？｣

後ろから男性の声がした

振り返ってみると、一郎さんや二郎くんと同じ右目が緑、左目が紫のオッドアイの人だった

｢あ？なんだてめ…！ってお前まさか！？｣

｢BusterBros!!!の山田三郎！？｣

？｢だったらなんですか？…っていうかいい大人がそんなことしていいとでも？ｷﾞﾛｯ｣

オッドアイの人は男性二人を睨みつけた

｢お、おいもう行こうぜ…｣

｢あぁ…ﾁｯ｣

男性二人は逃げていった

？｢全く…大丈夫ですか？怪我とかしてませんか？｣

『あ、はい大丈夫です。助けてくれてありがとうございます。では、私はこれで失礼します…』

？｢あの、知り合いのところに行くんですよね？

良ければ一緒に行きましょうか？｣