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プロローグ ページ2
「まさか、突然変異で女ができるなんて…しかもあの失敗作同様、感情もあるらしいな」
「はぁ…過去最低の失敗作だ」
「早急に処分しないと…」
『…』
…そう、白衣を着た大人達が話しているのが聞こえた
私は失敗作で…誰からも必要とされないからこのまま処分されるのかと、ぼーっとした頭で理解する
乱数「…」
『…?』
すると、自分と同じ髪色の人がこちらをじっと見つめていることに気づいた
『えっと…』
乱数「…なぁ…
…
どうせ処分するなら俺がこいつを使ってもいいだろ?」
『!?』
大人の人たちの前に立ち、そう低い声で言った
「は?そんなの…」
乱数「もう決めたことなの!ということで!君は今日から僕の妹だよ!よろしくね!」
『いも、うと…?』
乱数「うん!妹!そうだな〜…ん〜…名前は……Aにしよう!どう?可愛いでしょ!」
それが…飴村 乱数…私と兄さんの出会いだった
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作者名:ノア | 作成日時:2024年2月18日 15時