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やさしい味【MG】 ページ27

MG「ただいまー。」

仕事を終わらせて宿舎に帰って、ただいまって
いつものように言う、

けど、いつも帰ってくる返事が帰ってこない。

MG「アレ、おかしいな、鍵空いてるし、
マネヒョンかな?」

少し不安になりながら玄関を上がると
微かにぐつぐつと何やら音がしていた。

MG「だれ?」

恐る恐る声をかけてみる

『お、帰ってきた、この声はミンギュかな?』

ひょこっと奥から顔を覗かせるヌナが居た。

MG「なんだ、ヌナか」

『何だヌナかって、ヌナじゃ不満なの?』

ちょっとムスッとした顔でそう言う。

MG「ううん安心したって事。何してたの?」

『夕飯作ってたの』

『今日ね私だけオフで、皆一生懸命働いてる中さ
1人だけゴロゴロ寝てるのも気が引けるなぁと』

MG「そういう事ねㅋ気遣わなくて良かったのに」

『だって退屈だったの、たまにはいいかなって』

MG「何作ったの」

『今ねスンドゥブチゲとヤンニョムチキンが出来た所』

MG「すごい量だねㅋ」

『だって人多いしみんな食べるもんㅋ』

『今はねキンパ作ってるところミンギュ手伝って』

MG「ハイハイ」

-----------------------------

DK「お、すごい数」

SC「めちゃくちゃいい匂いなんだけど?」

MH「うわぁ韓国料理だ」

MG「えっ!?なんでみんな居んの?」

気が付くとみんな帰ってきてダイニングに
匂いに誘われてぞろぞろ集まってた

JH「皆ただいまって声かけたけどお前達集中してて
返事が帰ってこなかったんだよ」

JN「何回呼んでも気づかないんだから」

HS「やっぱりお前達黙ってると怖いな」

『ヤー!怖いって言うな、一応気にしてんだから』

"ね?ミンギュ"と振られる、

MG「そうだよ失礼な、美形と言え」

JS「すごい品数あるね」

VN「めっちゃ豪華だね」

『作ってたら楽しくなっちゃってつい』

WN「またお前はいっぱい作りすぎる、」

『ごめん』

ウォヌヒョンに鼻で笑われてしょぼんってなってる、

WZ「安心しろ俺が平らげる」

あ、ウジヒョンがフォローした、

『ジフナ、、BIGLOVE』

なんでまた真顔でㅋㅋ

感情が高まりすぎると一周回って冷静になるの何ㅋ

SG「大丈夫ですよ14人もいますから」

『さっ、みんな食べよう、せっかくのご飯が
冷めちゃうよ。』

そう言ってふわふわ笑うヌナの作った料理は

とても優しい味がした。

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設定タグ:SEVENTEEN , セブチ , 紅一点   
作品ジャンル:ラブコメ
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作者名:Chloe | 作成日時:2022年12月4日 12時

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