96lineのひつじ【SEVENTEEN】 (ページ20)

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読書仲間の彼女【WN】ページ20

WN「ねぇ、A」

『ん？いるよ』

コンコンとAの自室のドアを叩くと
しばらくして扉が開いてAが顔を覗かした。

『どうしたの？何か取りに来た？』

Aの部屋は半分物置部屋みたいになってるから
ものを取りに来たと思ったらしい。

WN「ううん、お前に用事があったから」

『わたし？』

WN「うん、あのさ、良かったら一緒に図書館
行かない？」

『ほかは？』

少し期待に満ちた目で見上げてくる

WN「ん、、じゃあ本屋巡りする？」

『そう来なくっちゃ！』

『待ってて、ウォヌ。支度してくる』

"リビング集合ね"そう一言言ってドアが閉まる。

Aとは読書仲間。

Aはジャンル、国問わず本を読む。
たまにウジにマンガ借りて読んだりもしてるから
無類の本好きと言える。

VN「あれ、ヒョンどっか行くの？」

SG「ウォヌヒョンもなんか食べる？」

リビングに行くとボノナとスングァナが何か食べてた

WN「ううん、遠慮しとくよ、今から出かけるから」

VN「なに？デート？ㅋ」

WN「違うよㅋAと図書館と本屋行くだけ」

SG「それデートじゃん！！なんなんですかヒョン！」

悔しそうに頬を膨らませるスングァナ。

『あ、ウォヌいた。おまたせ』

大きめのゆるーいパーカーにショートパンツ、
それにごついスニーカーを合わせるのがフォル流。

本人曰く"色々楽だから好き"なんらしい。

SG「ヌナ、キャップ被って、貸してあげる」

『うん、あんがと』

VN「気をつけてね」

2人に見送られて宿舎を出る。

『ウォヌ号レッツゴー！』

2人で出かける時は必ず俺の運転。

WN「しっかりシートベルトして」

WN「フォル号はいつになったら乗れる？ㅋ」

『いつだろねー、上手に乗れるようになったらかなぁ』

いつになることやら、まぁ首を長くして待とうㅋㅋ

『なんの本読もっかな』

WN「お前なんでも読むじゃん、何そのメモ」

カバンの中から何やらメモを取り出した。

『これね、Carat達に教えてもらったおすすめの本』

『この前さ、Vライブで最近読んだ本何？って聞かれて
紹介したらおすすめしてくれて』

WN「へぇ、俺もそのメモ参考にしようかな」

『いいんじゃない？本持って写真撮ろーよ』

その後SNSで「フォルウォヌ」「文系猫ズ」
がトレンド入りしたらしい。