【終わりのセラフ】絶望世界で生きる道3【男主】 (ページ4)

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98話煽りページ4

雪希side

雪希「あーのさー…ひとついいですかー？」

鍵山「お前なんだ。」

雪希「あははー先輩の威厳とやらを多分お見せになってくれてると思うんですけど～…そちらこそ立場をお分かりでしょうか？」

さー煽るぞ煽るぞー！
俄然やる気になってきた～！

井上「はぁ？コイツなにいってんの？」

雪希「だーかーらー…シノアちゃんは柊家。そして俺は…お前ら人間なんかゴミに位にしか見てねぇーつうんだよ。調子のんなよこの家畜。」

あー！スッキリした～！！爽快！最高！
言いたいように言わせると思ったか馬鹿野郎！

鳴海「まぁさ。川端っつう問題児はいるげどよ。
私はここで信じてついてきてくれている仲間を失いたくない。」

…なんだ。意外といいやつじゃん。あの鍵山って奴と井上は気にくわないけど鳴海軍曹は気に入った。

鳴海「なんだ？やるか？」

優一朗「いや、俺もおまえと同じ気持ちだ。仲間を失いたくない。だから謝る。」

鳴海「信用できないね。」

優一朗「本気だ。俺も仲間を失うのが嫌いだ。怖い。だからここで死人は一人も出したくない。
おまえらが同じ任務の仲間らなお前らにだって死んでほしくない。」

…たまにはいいこと言うよね単細胞。
本当に昔に比べたら成長したよ。俺は話を聴くだけだったけどね。いいやつだよ、本当。

鳴海「………でも敬語は使えよ。」

優一朗「あんまそういうの習ってねーんだよ。」

雪希「俺も…そこのギャルとタオル野郎はムカつくんだけどさ…鳴海軍曹は守ってあげないこともないよ。俺、あんたけっこう好きだし。」

鳴海「……さっきまでは川端は敬語だったんだけどなー…教育。」

シノア「ははは。」

つれないぐらいのシノアちゃんの空笑いをきき残り時間は四分となった。ルカルは15位だからやろうと思えば俺一人でなんとかなる。まぁ素顔は明かせねぇーけど。

鳴海「お遊びの時間は終わりだ。
君たちがクソほどの役に立たなくても私たちの部隊で任務は必ず達成する。」

優一朗「はぁ？俺らちゃんと役に立t((」

あはっ…ボコボコにされてるし…。
ちょっと今のフェリドっぽかったな。やめよ。

シノア「わーわー騒がしくて申し訳ありません。
ですがさっき百夜優一朗二等兵が言った言葉は我が隊全員の意見です。私たち柊シノア隊はまだひよっこですが鳴海真琴隊のみなさんの足手まといにならないよう精一杯頑張らさせていただきます。」

さて一区切り着いたことだしいっちょやったりますか。