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中学の頃 Br ページ34

……困った。

ぶるっくが離してくれない。
それに少し力強くなってて苦しい。

そう思ってた時、チャイムがなった。
ああ、神様は私の事を見てくれていたんだと嬉しくなった。

別にぶるっくが嫌いな訳じゃない。
でも次の授業は体育なんだ。
外。そう。移動しなければならない。


ゆか「ぶるっく。ごめんね、離してもらってもいいかな?」


ふるふると首を左右に揺らした。

想定外。彼ならすんなり離してくれると思っていた。


ゆか「んー、もう授業始まっちゃうよ?
それに私次体育だから離してほしいな」


断固拒否された。


Br「……ゃだ。行かないで、怖いよ」


彼の手は震えていた。

きっと今朝の事が怖いのだろう。
私はそれを放っておけるほど無慈悲な人では無い。


ゆか「うん、分かった。
それじゃ先生に授業休むって事だけ伝えに行っていい?ぶるっくも一緒に。」


そういうと効果音がついたと思うくらいいい笑顔になった。


Br「ありがとう!ごめんね」


そして1時間。彼の話を聞いたり、皆のことについて詳しく教えてくれた。

彼らの過去は私が思ってる以上にしんどくて辛いものだった。


Br「まさかゆかと小学生の頃から知り合っていたなんてね。
何で忘れちゃったんだろう、そんな大事なことを。」


Br「不思議だったんだ。高校生になって、なかむがいきなり女の子を連れてきてさ。
なんか仲良くなれそう、君と会うのは初めてな気がしなかったんだ。」


Br「きっとアイツらも同じ気持ちだと思うよ。
……ごめん。少し、重い話するね

俺たちが中学に上がった頃と同時に虐められるようになったんだけど、正直しんどかったんだ。
でもゆかが僕たちの救いだった。」


Br「いつも助けてくれて、寄り添ってくれた。
君も辛いはずなのに僕たちを一番に考えてくれるお人好しだったんだ。
でもそれに救われてた。男子から顔がいいだけのクソ野郎って。
醜い嫉妬だったよ。」


Br「陰湿ないじめをされて、人生やめたかった。
特に酷かったいじめをされてたのは、なかむの方なんだけどね。
精神面的にはシャークんが一番来てた。
あまりアイツらの過去を話すのは良くないか。」


Br「ゆかもきっとこの事覚えてないよね。
俺たちと同じ、ストレスで記憶障害になってるんだよ。
この話してもピンと来てない感じする。あ、いや怒ってるわけじゃないよ!」

スーパーにて事件発生→←好きを少しづつ


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紫のネイル

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しーさん。(プロフ) - 砂糖さん» ありがとうございます!気に入ってもらえて嬉しいです!!頑張ります! (2021年2月21日 11時) (レス) id: 320cdd7580 (このIDを非表示/違反報告)
砂糖 - この先のストーリーが気になる…!これからも頑張ってください!! (2021年2月11日 13時) (レス) id: f4a9f9dafd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しーさん。 x他1人 | 作成日時:2021年2月8日 23時

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