今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:61,770 hit
小｜中｜大
あーん ページ42
翔side
いちごのゼリーを持ってきたら、目をキラキラさせて喜ぶ大野。
無邪気な子供みたいで凄く可愛い…！
調子に乗った俺は、いちごのゼリーの蓋を開け、スプーンに一口分乗せて、大野に食べさせる。
A「えっ？！」
「口、開けて？」
A「はい…」
小さな声で返事をすると、顔を真っ赤にしながら、口を開ける大野。
少し微笑みながら美味しいとつぶやいている。
彼女は、食欲がないと言いながら、結局小さなゼリーだったが、一人で全部食べた。
「はい、薬！」
A「ありがとうございます…」
なかなか薬を飲もうとしない。
「もしかして、薬の成分でアレルギーあった？」
A「いえ、ただ薬が得意じゃなくて…」
「そういうことね！
じゃあ、薬が飲めたら、あとでもう一個のいちごのゼリー、食べていいから！」
A「本当に？！
私、頑張ります！」
頑張って薬を飲んだ大野。
A「飲めた！」
「飲めんじゃん！
よく、飲めました！」
そう言って、俺は大野の頭をポンポンする。
なんか、今日の俺、積極的かも？
この調子で頑張ろう！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 122人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：クローバー | 作成日時：2018年2月9日 19時
