女の子の日と風邪 4/8 ページ35
Aside
あー、だるい！
なんで、こんなにだるいんだろう…
朝、私は猛烈なだるさに襲われてます。
いったー(泣)
お腹の痛みを感じ、月に一回やって来る女の子の日だと理解した。
つらい…
いつも、症状が軽いのに今回は重いみたい…
そして、なんだか体が熱い。
念のため、熱を測ると…
「うそ！」
体温計は37.8℃を指していた。
久々に風邪を引いたかもしれない…
でも、仕事は休めない！
風邪と女の子の日のダブルパンチに泣きそうな思いだ。
なんとか体を起こして、薬を飲んで、マスクをして、会社に向かう。
朝の満員電車がいつも以上に辛かった。
会社に着くと、
結衣「A、おはよう！」
「あっ、おはよう…」
結衣「A、どうかした？」
「えっと…」
結衣「あっ、わかった！
ちょっと来て！」
「ちょっと…」
連れてこられたのはトイレだった。
結衣「女の子の日でしょ？」
「うん。」
結衣「やっぱり、そうだと思った！
でも、Aいつもこんなに重いっけ？」
「いつも軽いんだけど、今回重いみたいでさ。」
結衣「そっか！
あと、熱あるでしょ？」
「(ギクッ)」
結衣「図星だね(笑)
どれどれ？って熱い！
完全に風邪引いたね…」
「やっぱり、風邪引いたのかな？」
結衣「いや、明らかに！
今日はもう帰りなよ！」
「でも…」
結衣「こんな状態でやっても、悪化しちゃうよ！
ほら、行くよ！」
「うん…」
結衣ちゃんに言われ、私は帰ることになった。
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作者名：クローバー | 作成日時：2018年2月9日 19時
