ごばんめ ページ6
リリィ「ねぇ、見て!」
ギアッチョ「ご機嫌だなァ。」
メローネ「わぁ、どうしたのそのお菓子」
イルーゾォ「大量じゃあねぇか。」
部屋のドアを開け、中に入ると腕の中にはたくさんのお菓子。
リリィ「さっきもらったの!」
床に紅茶を人数分並べ、リゾット達も呼ぶ。
みんなでお菓子を囲んでおしゃべり。
リリィ「それでね!」
私が話すことをみんなはにこやかに聞いてくれる。
みんながいれば、何もいらない。
この時間が永遠に続けばいいのに……
ジョルノ「リリィッ!!」
突如聞こえた大声に驚いて後ろを振り返る。
そこにはジョルノがいた。
ジョルノ「全く貴女と言う人は……部屋の外まで話し声が聞こえていますよ。」
リリィ「……次は気をつけるよ
ね、みんな。」
みんなの方へ視線を移し、そう言うとみんなは「そうだそうだ!」「もちろんだ。」などと、返事をくれる。
ジョルノの顔は不思議そう。どうしてかな?
ジョルノ「あの……」
ジョルノが口を開く。
ジョルノ「話し声が〜とか言っておいてアレかもですが……
さっきから誰と話しているんです?」
リリィ「……?」
首を傾げ、ジョルノに向けて言葉を紡ぐ。
リリィ「何言ッてルの?
みンなはずっトここにイるでしょウ?」
__その部屋は夜故に暗く、家具は2つだけと寂れている
__そんな部屋の中心には
__薄紫色の髪を床につけ
__生気を失った紫色の瞳と義眼を光らせ
__10人分の紅茶の入ったティーカップとお菓子を前に
__ぽつりと座り込む
__少女が
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翡翠 碧@黄金だから(プロフ) - 蜘蛛の糸さん» 名前違いますが作者です!ありがとうございます!やっとの思いで完結させた小説なので、そう言っていただけると嬉しく思います! (2019年11月12日 23時) (レス) id: dd3226bee5 (このIDを非表示/違反報告)
蜘蛛の糸 - ものすごく感動しました! ありがとうございます。 (2019年11月12日 20時) (レス) id: aba16fa58a (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 碧@黄金だから(プロフ) - ルバルリーフさん» ありがとうございます!!実のところ、この作品がはじめて完結できた作品なんですよね。やっとの思いでゴールまでたどりつけて、達成感がありますね!*長文失礼しました。 (2019年10月23日 21時) (レス) id: dd3226bee5 (このIDを非表示/違反報告)
ルバルリーフ(プロフ) - ちょっと不思議な感じででもすごく感動しました。・゚・(ノД`)・゚・。すごくいい作品をありがとうございました! (2019年10月23日 16時) (レス) id: dca7bd7b81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:歌詞無 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2019年10月5日 22時