4つの次元と、真実。 (ページ10)

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第5話レジスタンス入り/奈々はカードを伏せてターンエンド！ページ10

勘違いのえー・・・・3日後となりました。

隼「Aはいるだろうか？」
貴「あっ、隼さん。どうかしたんですか？」
隼「・・・お前にくっついてあるっている金髪はどうした？」
貴「零兄ならいませんよ。友達とデュエルに付き合ってます。」
隼「そうか。・・・まず、これを見てくれ。」
貴「？」

突然私の部屋へやってきたのは隼さん。
零兄のことを尋ねてから、隼さんは私に一枚の手紙を渡した。

おそらく、読め、ということなのだろう。

・・・・

貴「なんで、私がレジスタンスに・・・？」
隼「お前はユートとあの融合の手先が戦っているところを見たのだろう？情報提供だ。」
貴「だったら入る意味がないし。」
隼「ああ。だが遊馬に聞いた話だと、お前はデュエルが強いそうだからな。」
貴「・・・・アカデミアに通用するかわかりませんが。」
隼「入ってくれないか？」

手紙の内容はレジスタンスの勧誘のもので、どうやら私の情報提供とデュエルの腕がほしいらしい。
でも、・・・

隼さんに頼まれたら、仕方ないね。

貴「わかりました。でも、情報提供はしますけど、隼さんとユートさん、瑠璃ちゃん、リフルちゃんだけに協力します、とだけ。」
隼「・・・わかった。」
貴「瑠璃ちゃん、見つかりませんね。」
隼「！・・・・ああ。・・・それと、リフルは別次元へ行ったんだ。」
貴「ん？」
隼「あいつは、スタンダードに行く、と言っていた。俺たちもすぐに向かう。・・・だから、A。」

隼さんは立ち上がって、私の手を取った。

隼「お前もレジスタンスに入ってくれるなら、ついてきてほしい。」

次元がどう、とかわからないけど・・・
もしそこに瑠璃ちゃんや、リフルちゃんがいるなら。

そして、

何より、

あなたが行くなら・・・

貴「もちろn「ただいまー」・・・お、おかえり、」
零「・・・・何やってんだ、お前ら。」
隼「丁度いい。金髪、お前も一緒にスタンダードへ行かないか？」
零「は？」
貴「零兄、私は隼さん達とスタンダードに行くの。もし心配ならついてきてもいいけど？」

突然、零兄が帰ってきて、私達のこの状況を見て目を見開く。

そして、事情をなんとか説明する。

零「ふーん・・・まぁ、行ってやるよ。」

と、まさかの了承。

隼「さっそく、準備をしよう。・・・それと、これはお前のスカーフだ。」

隼さんが自分の首のスカーフを解いて、私にマフラーのように首に巻く。

少しだけ、だけど、恥ずかしかった。