4つの次元と、真実。 (ページ8)

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第3話事件/奈々はモンスターを召喚！ページ8

アカデミアの襲撃を受けて何日かたった時だった。

零「またあいつのとこ行くのかよ・・・」
貴「零兄には関係ないし！」
零「(イラァ)じゃんじゃじゃーん★今明かされる衝撃の真実ぅ！Aちゃんはぁ、実は暇潰しと称して好きな奴のところに毎日行ってるんですよー。」
貴「なっ！？や、やめろぉっ！！」

いつものように隼さんのところへ行こうとしたらいきなり零兄に話しかけられそして挙句に妙な噂(？)を流される。

それに私は顔が真っ赤にする。

零「(あー、自分で言っててヤになってきた・・・)なーんて言うと思ったかぁ？？」
貴「も、もう！零兄、からかわないでよ！！」
零「・・・飽きた。遊馬んとこでも行こ・・・」
貴「？？」

零兄は後ろを向いてどこかにいってしまった。

一体何がしたかったんだ・・・・

でも、零兄の顔が一瞬とっても悲しそうだったのは、なんで？？

ユ「A？」
貴「あっ、ユートさん。」
ユ「隼を探しているのなら・・・・いや、その前に、瑠璃を見なかったか？」
貴「え、瑠璃ちゃん？・・・・今日は見てないよ。」
ユ「・・・今、瑠璃がいないんだ。」
貴「どうして？」
ユ「わからない。隼や、レジスタンスのみんなが探してくれているが、まだ見つかっていない。」
貴「え、じゃあアカデミアのさらわれたの！？」
ユ「その可能性はある。」

ボーッとしているとユートさんに話しかけられるが、瑠璃がいないことを聞いて私も焦った。

貴「ユートさん、あの、バイクに乗った人、なんでしょうか・・・？」

私は周りを見渡す。

すると廃ビルの上にバイクに乗った人がいるのを見つけた。

「あっ、てめぇは・・・！！とっととリンを返せ！」
貴「えっ。」
ユ「融合の手先か！？」
ユ「融合じゃねえ！ユーゴだっ！！」
貴「えっ。」

ユートさんがデュエルディスクを構える。

でも、なんですかこの状況。

ユーゴさん？がなんか融合の手先と勘違いされてる・・・うう、かわいそう。

貴「えぇ・・・」

私は少し引きながらデュエルを伺っていたが。

隼さん達が来たところでユーゴさんは逃げていった。
まぁ、さすがに大人数で勘違いされても困るからね・・・

隼「瑠璃は！？」

隼さんが詰め寄る。

私もユートさんも首を横に振る。

瑠璃ちゃん、どこへ行ってしまったんだろう？