4つの次元と、真実。 (ページ24)

今日:3 hit、昨日:7 hit、合計:11,166 hit

第18話レジスタンス集合/させないよ、トラップカード、白魔龍の怒り！相手のカード効果を無効にして白魔龍を特殊召喚！このカードは白魔龍のORUになる！ページ24

貴「あの、」
隼「なんだ。」
貴「ユートさんは大丈夫でしょうか・・・」
隼「そうだな・・・あいつは強い。それにこの次元はまだアカデミアに侵略されているわけではない。だから、きっと無事だ。」
貴「・・・そうですね。」

なんて隼さ・・・隼と話していると。

嘘をすればなんとやら・・・ユートさんとリフルちゃんが帰ってきた。
無事、見つかったようだ。

ユ「ただいま、隼、A。」
貴「おかえり、ユートさん！リフルちゃん！！」
リ「ただいま・・・。」
貴「？元気ないね。」
リ「いや、別に。いつも通り。」

リフルちゃんの声が普段より迫力がないことに気づいて問うが、本人は否定する。

ちらりとユートさんを見るが、首を傾げている。

どうやらユートさんにもわからないみたいだ。

貴「あ、そうだ。リフルちゃん、零兄を見てない？」
リ「えーと・・・ごめん。わかんない。」
貴「そっか。どこいっちゃったんだろう、零兄。」

零兄の手がかりは今も掴めず。
アカデミアに襲われた、なんてこと、
・・・さすがに考えすぎか。

隼「そういえば聞くタイミングがなかったが、最後にあいつと会った時、"ベクター"と呼んでいたがあれはあだ名か何かか？」
貴「ああ・・・それは・・・うーん・・・。本名です。」
隼ユリ「えっ」

本当のことを言ったけど、
予想以上に驚かれた・・・

貴「真月零っていうのは偽名。ベクターが本当の名前なの。」
隼「何故偽名で生活している？」
貴「説明すると長くなりますよ？」

その後、友情ごっこからバリアンでの最後まで全て話した。

のど飴が欲しくなってきた。

隼「では何故Aの兄ということになっているんだ？」
貴「えーと。」

そして、続きで皇子時代をすべて話す。

ユ「前世で、か・・・」
リ「なんか厨二みたい。」
貴「いや現実ですので。・・・やっぱそうなのかな。」
隼「俺は信じるぞ。」
貴「しゅ、隼・・・！」

ユートは感嘆の声を漏らす。
リフルはイマイチ信じていないようだ。
隼は一方的に信じてくれるようだ。

でも、懐かしい、と思う。

小さい時は思い出せないけど・・・

とても優しいベクターが大好きだったなぁ。

さすがにお父さんは嫌いだったけど。

ー？視点

「融合召喚、白魔龍皇。」
「ひっ、なんだ、お前はっ！？」

融合のカードで現れたモンスターで相手のライフを0にする。

そしてカード化する。

ユ「やるじゃん。もっと頑張ってね？」