耳が弱い人と保健室 ページ10
マ「Aくんもうちょっと自覚したほうがいい…」
手で顔を隠すマッシュだがほのかに耳が赤くなっている
『?分かりました(なんの自覚…?)』
マ「Aくんはそんなんだから言い寄られるんですよ」
マッシュは少し怒ったような声音で納得するが一方のAは少し表情が暗くなり_______
『僕に絡んでくる方々は所詮マドル家という名前に興味があるだけなのです。マドル家という肩書きに価値があるだけ…さすがに今回のは焦りましたがね…』
力なく笑うAにマッシュは少し黙りシュークリームを1口食べる
マ「…僕はそのマンホール家か無一文のAくんどちらかって言われたら真っ先にAくんの元へ行きますけどね」
家とか興味無いし…と言いながらマッシュは首をコテンと傾ける
Aはマッシュの予想外の言葉に驚きそんなことを言う人は初めてだとクスッと笑う
『マンホール家ではなくマドル家ですよマッシュ君…』
あそっかと言ったマッシュにもう1度クイズ形式で出してみると何回も間違えることがAは大変面白かった
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保健室にて
マ「今度からはちゃんと気をつけてくださいね」
マッシュは相変わらず無表情だが心配の声をかける
『えぇ。本当に助かりました…マッシュ君も
Aは救ってくれた恩人の頭を優しく撫でると_____
とマッシュのおでこに優しく口付けをする
マ「あばばばばばば」
Aはマッシュの困惑ぶりを見てぽかんとするが、、
『あっ、、すみませんつい癖で…弟にはいつもこうしているもので…』
マッシュが嫌がっていると思いAはマッシュのおでこをゴシゴシとこする
マ「いたいいたいたいたい」
『すみません今度は強く擦りすぎました…』
マ「許さぬ…」
マッシュは赤くなってしまったおでこを抑える
『今度シュークリームたくさんあげますから…』
身長の関係でマッシュがAを見上げる形になり弟感溢れるその表情についつい表情が崩れるA
マ「……じゃあ元気になったらボクの部屋でシュークリームパーチでもしましょう」
それではと言いながらマッシュは保健室から出ていく
見送り終わったAはベッドに寝転がっているとだんだんと瞼が重くなっていき
『今日は少し疲れましたね…』
静かに意識を手放すのであった_______
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砂糖 - 男主が猫化した みたいな話書いてほしいです! (5月8日 17時) (レス) @page22 id: 5b261bf2c5 (このIDを非表示/違反報告)
水炊き(プロフ) - あかさん» わーー!!!いっつもコメントしてくれるの嬉しいです💖💖オーターさんと主君との関係は今めちゃくちゃ悩んでるとこです、、どうしよ。カルドさんもこれからバンバン入れてきますよ!?!これからどうしようかな〜🤭🤭 (4月28日 22時) (レス) id: 4fab92e9fe (このIDを非表示/違反報告)
あか - 更新された話読みました!めっちゃよかったです!展開気になる〜〜オーターさんと夢主がどうなるのか...楽しみにしてます!あと、カルドさん出てて泣きました。ありがとうございます (4月27日 23時) (レス) @page22 id: 2d58d0aee3 (このIDを非表示/違反報告)
水炊き(プロフ) - ×ゆき×さん» いつもコメントして下さりありがとうございます!!!長らくお待たせしてしまい申し訳ございません🥺🥺うわおよく気づいてくれました流石!!褒める天才ですよね??いつも励まされてます💖 (4月26日 21時) (レス) id: 4fab92e9fe (このIDを非表示/違反報告)
水炊き(プロフ) - あかさん» 長らくお待たせしてしまい申し訳ございません🥺🥺本当に兄弟って尊きものなんですよね!!!これからはマドル兄弟とも絡みを増やしていこうと思うのでぜひぜひ見てくださると嬉しいです💖 (4月26日 20時) (レス) id: 4fab92e9fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水炊き | 作成日時:2024年3月19日 23時