【MASHLE】耳が弱いので呼び捨てするのやめてください【男主】

耳が弱い人と救世主 ページ9

『！！』



そこにはキノコ頭の男の子が＿＿＿＿＿＿＿＿



本当に舌噛み切ろうか迷いました…ありがとうキノコ君



「邪魔するなよ………!!これは同意の上での行為だよ……ね？Aくん？」



そう問いかけてくる目の前の男にAは一体どんな頭をしているのだろうか。と純粋に気になった



『薬を使ってまで僕をこんな状態にしたのは誰ですか……』



というか重いのでさっさと退いてくださいと呆れながら男を睨みつける



「ふ〜ん君の主導権はボクにあるのにそんな反抗的な態度とっていいのかなぁ？」と男は悪びれもせず顔を近づけてくる



薬の効果が薄れてきているのか体が動くことが判明したAは杖を静かに取り出す。あとは魔法で反撃すれば…



『すみませんが魔法で対処さ(((ﾄﾞｺﾞｯｯ……せ………て……？』



Aが目を開けるとあんなに気持ち悪かった男は白目を向き壁に埋もれていた＿＿＿＿いやどういう状況ですか？



「なんか話通じなさそうだったんで…つい」



キノコ君がやってくれたのでしょう…しかしこの焦りのなさ何度か同じことをしていますね…？とAは悟る



『いえ…助かりました。貴方は僕の命の恩人ですよ…名前はなんというのですか？』


マ「マッシュ・バーンデッドです」


『マッシュ君ですか…僕はレアン寮3年のA・マドルといいます…僕のことは呼び捨て以外で呼んでください』


マ「？うんわかった」



マッシュ君なにか欲しいものやしてほしいことはあります
か？とAが尋ねると、、、



マ「じゃあシュークリームで」


『シュークリームですか…』



「立てます？」と聞いてきたマッシュ君に足だけ痺れていて歩けないことを伝えると＿＿＿＿＿＿＿＿



『うわっ！！！』



フワッという浮遊感とともにマッシュに横抱きされる



マ「えっ…見た目の割に軽い…」



Aは身長にこそ恵まれたが兄のオーターと同じように肉がつきにくく本人もそこは気にしているので…



『ちょっと！！！怒りますよ？！！』



触れたら意外と怒る



大体僕は…！と話が長くなりそうな予感がしたマッシュは「Aくんもシュークリーム食べます？」とお馴染みのシュークリームをAに勧める



『一体どこから…まぁいただきます』



シュークリームを食べているとマッシュの指にカスタードがついていることに気がついたA


『マッシュ君指にカスタードが…』


マ「あっほんとだ危な((ﾍﾟﾛｯ え？」



『あ…すみません僕のせいで手が塞がっているので僕が対応したほうがいいかと…』

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