耳が弱い人と寮長 ページ6
『………っ』
はぁ…ほんとうに厄介ですねこの呪い…
Aはアベルに悟られないよう声を抑える
『すみません急用を思い出しまして』
ア「急用?どんな急用だい?」
今日のアベルはやけに食いつきますね……
『 、、宿題するのを…忘れてしまっていたようで…』
ア「嘘だね。Aはそんな初歩的なミスはしない」
何も知らないアベルはAの名前をはっきりと口にする
『っ……んっ…』
不味いです…先程のマカロンとの実験で呼ぶ数が多ければ多いほど感度が高くなるということが分かっています
これ以上醜態を晒すより素直に伝える方が合理的ですかね…
『アベル…僕のことはこれから「ねぇA。」!?』
アベルが名前を呼んだ瞬間ゾクッッっと雷が落ちたかのような衝撃が走る_______
『んあっ……!!』
力が入らず足が崩れるAを咄嗟に支えるアベル
ア「ねぇ…さっきから随分可愛い声出してるけどどうしたんだい?」
薄く笑みを浮かべながらそう問いかけてくる
この人まさか…
『アベル…あなた分かってやってますね…?』
なんのことだろうねと知らないふりをするアベル
まぁいいです…と効果がきれたAは立ち上がる
『とりあえずこれから僕のことは敬称をつけるかラストネームで呼んでください。詳しくは面倒臭いので言いません』
ア「僕が
『貴方にはさっきので教えるのが怖くなりましたので』
「ついからかいたくなってね…」と言い訳をしているがAはアベルがそんな性格ではないのを知っている
なにか悪寒がするので早くこの人から離れましょう
『僕は眠くなってきたので失礼します』
ア「あぁ。ちゃんと帰れるかい?」
『ありがとうございます。ですが足はありますので』
そういうことじゃないと思ったアベルだったがAが帰るのを見守ると自分も歩を進める
ア「(早く僕のモノになればいいのに____)」
591人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
砂糖 - 男主が猫化した みたいな話書いてほしいです! (5月8日 17時) (レス) @page22 id: 5b261bf2c5 (このIDを非表示/違反報告)
水炊き(プロフ) - あかさん» わーー!!!いっつもコメントしてくれるの嬉しいです💖💖オーターさんと主君との関係は今めちゃくちゃ悩んでるとこです、、どうしよ。カルドさんもこれからバンバン入れてきますよ!?!これからどうしようかな〜🤭🤭 (4月28日 22時) (レス) id: 4fab92e9fe (このIDを非表示/違反報告)
あか - 更新された話読みました!めっちゃよかったです!展開気になる〜〜オーターさんと夢主がどうなるのか...楽しみにしてます!あと、カルドさん出てて泣きました。ありがとうございます (4月27日 23時) (レス) @page22 id: 2d58d0aee3 (このIDを非表示/違反報告)
水炊き(プロフ) - ×ゆき×さん» いつもコメントして下さりありがとうございます!!!長らくお待たせしてしまい申し訳ございません🥺🥺うわおよく気づいてくれました流石!!褒める天才ですよね??いつも励まされてます💖 (4月26日 21時) (レス) id: 4fab92e9fe (このIDを非表示/違反報告)
水炊き(プロフ) - あかさん» 長らくお待たせしてしまい申し訳ございません🥺🥺本当に兄弟って尊きものなんですよね!!!これからはマドル兄弟とも絡みを増やしていこうと思うのでぜひぜひ見てくださると嬉しいです💖 (4月26日 20時) (レス) id: 4fab92e9fe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:水炊き | 作成日時:2024年3月19日 23時