【MASHLE】耳が弱いので呼び捨てするのやめてください【男主】

耳が弱い人と実験 ページ4

『ではまず敬称をつけて呼んでみてください』


マ「これで反応するなら困るわね…行くわよAちゃん」

ｼｰﾝ…













『特に体に異変は無いですね…敬称をつければ問題はないということでしょうか』


マ「そういうことになるわね。これだけでも問題ないことが分かってよかったわ」



マカロンの言う通りですね…名前を呼ばれて毎回苦しむのはごめんですとAは安堵の息をつく



マ「でも呼び捨ては感じちゃうんでしょう？」


『その言い方やめてください…そうですね、、では次に名前を呼ぶ声量をどんどんあげてください』


マ「…大丈夫なの？」



できるならしたくないですが…大勢の前で恥をかくほうが嫌ですしここは腹を切るしかないです、、





『出来るだけ耐えます』



マ「(フラグね…)」





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数十分後…











「Aッッ！！！」









『んっ……はぁ……』





そこにはなんの儀式だよと思われるだろうシュールな光景が広がっていた



部屋の隅で大声でAの名前を呼び続けるマカロン



ベッドに仰向けになり顔を紅潮させて震えながら声を必死に我慢するA



全体を見ればカオスだが声だけ聞けばアウトである








マ「ちょっと！！！もういいでしょ！？」



Aの様子もだが自分の理性が危ういと感じたマカロン



『っ…そうですね…これくらいと分かればいいです』



マカロンの言葉など頭に入ってきていないAはもうフラフラである



マ「早くベッドからどきなさい！！ていうかなんでベッドに行ったのよ！！！バカなの！！？」



こんな状態なのにわざわざベッドという選択をとったAに怒りながらとりあえず水飲んできて！！と催促する



『はぁ…これほどまでに反応するとは予想外です…』



水を飲み終えたAはさっぱりした様子だ



マ「効果は一時的ってわけね…でもどうするの？呼び捨てを避けられない人だっているでしょう？例えば家族とか…」






たしかに…これは不味いです…

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