【MASHLE】耳が弱いので呼び捨てするのやめてください【男主】

耳が弱い人と差出人 ページ22

オーターside





魔法局の廊下を歩いていると＿＿＿＿＿＿







カ「やぁオーター」







3徹目というのにこの男に絡まれてしまった…







オ「なんですかカルド。私は忙しいので行きますよ」







早く続きの仕事をしなければならないオーターはスタスタとカルドの横を通り過ぎようとするが






カ「オーターって弟2人いたんだね」







カルドの言葉にオーターは立ち止まる








オ「そうですが。何故貴方がそんなことを？」







ワース・マドルとA・マドル






2人はイーストン生で私の弟だ






そういえばもう何年も顔を合わせていませんね…








カ「いやーなんか手紙が届いててね？受取人がオーターで差出人はA・マドルって書いt(((ﾊﾞｼｯｯ」






オーターは差出人の名前を聞いた瞬間カルドの手にあった手紙を奪い取る






カ「そ、そんなに大切なものだったとは…」






カルドの指紋がついてしまった手紙を自身のハンカチで拭くオーター







オ「もっと早く持ってきてください。読むのが遅れてしまったでしょう」








そのオーターの行動に隅でうずくまってシクシク泣いているカルドを無視し辛辣な言葉をぶつけるオーター






こんな奴に構っている時間すら惜しいな…早く帰るか






オ「では私はこれで。」







カルドに背を向け早歩きで自分の執務室へと向かう






カ「あ、言い忘れてたけど明日はインターンでイーストン生がここに来る日だからー!!」



遠くから聞こえるカルドの声






そういえばこの行事はカルドの管轄だったな…






毎回毎回重要な話を遅れて伝えやがって






オ「そういうのは早く言え。」









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in執務室






オーターはAからの手紙の内容に頭を悩ませていた






オ「ここに来るイーストン生の1人がAということは分かったが…呼び捨てしないでほしいとはどういうことだ…？」







事情は魔法局についたら話すと書いてあるが、、







オ「呼び捨て以外で私はAのことをなんと呼べば…？」








まぁここは素直に弟と交流が出来ることを喜ぶべきですね





弟と会うのは何年ぶりでしょうか…















オ「この日を楽しみにしておきましょう……♡」







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カルドさんいっつも手袋してるから指紋つかないかなって思ったけど気にしたら負けですよ

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