闇に咲く花【MASHLE】

あの日 ページ22

この話3話くらい続くカモ…
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その日Aは大事な話があるとウォールバーグにまた呼び出されていたのであった＿＿＿＿＿＿＿





『まったく、、ウォールバーグ殿はなぜ私(わっち)の仕事が多い日に呼び出すのじゃ…！！』




Aは少し不機嫌な様子で校長室の扉を開ける




『ウォールバーグ殿！！一体今回はなんじゃ！！』




バンッと勢いよくドアを開けるA




ｳｫｰﾙﾊﾞｰｸﾞ「フォッフォッフォ！よく来てくれたAくんよ」




『いつも私(わっち)が忙しい日に呼び出しおって…！！まさか狙っているのではなかろうな…？？』




ｳｫｰﾙﾊﾞｰｸﾞ「それはそれはすまんのう。偶然じゃから仕方ない仕方ない」




ウォールバーグはAの質問をスラリと避ける




ｳｫｰﾙﾊﾞｰｸﾞ「まぁまずは話を聞いてはくれんか？」




ウォールバーグはおちゃらけた顔から真面目な顔になる




『…ﾊｧ…話を聞こう。』




Aはウォールバーグの話に耳を傾け始める




ｳｫｰﾙﾊﾞｰｸﾞ「単刀直入に言ってしまうが、、実はのう…」




ウォールバーグは言いずらそうに口を開く

「マッシュは魔法が使えないのじゃ」














『は…？今なんと……？』







Aは驚きながらもとても悲しい表情を見せた




魔法不全者がこの世界に生まれたとき世間はそれを許さない



簡単なことだ。魔法が使えないものを異常者としてみているからである



その上名門イーストン魔法学校に進学していたと知れば尚更



つまり…




『マッシュを処刑すると言いたいのか…？』




Aは消え入りそうな声でウォールバーグに問う




あの日自分が慕っていた男が魔法不全で殺されたように




マッシュもこの世界からいなくなってしまう




たかが魔法が使えないという理由ひとつで




世間は簡単に尊い人の命を奪ってしまう＿＿＿＿＿



だがあの日なにも出来なかったときの自分とは違うのだ



Aはもう神覚者という地位まで上り詰めた






『(そのようなこと私(わっち)がさせぬ…！！)』






するとAはなにかを思ったように考え出す




待て…




じゃがなぜわざわざ私(わっち)を呼びだしこの話を聞かせた…？





まさか…







『そなた私(わっち)にマッシュを処刑しろと命じるわけではなかろうなッッ……！！』

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