多重人格の神覚者【MASHLE】

驚き ページ9

︎︎
『いやガチめに可愛い。シスコンになるのも頷けるし私だったらなるわ。』


ランス「お前中々分かる奴じゃないか！！！」

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クラウン君から妹ちゃんの思い出や病気のこと、そのときのクラウンくんたちの親の対応などを聞かせてもらった。




いや親の話聞いてるときイライラしすぎて目の前のクラウン君の顔面殴りそうだったよ。抑えたよ私偉い偉い。



ランス「だからオレは妹を救うために神覚者になる。」




『クラウンくんはかっこいいね』


ランス「そんなわけないだろう。オレは妹を助けるためならどんな非道なこともするつもりだからな。」


『だーーかーーらーー！！！その行動力を評価してんの！！！誰かのためにそんなに一生懸命になれて、しかもこんな強くてイケメンでたくさん愛をくれるお兄ちゃんなんてそうそういないし！！妹ちゃんもお兄ちゃんのことがとても誇らしいだろうね。私だったらたくさんていうか毎日自慢しちゃうだろうなぁ。』


ランス「！！」





目を見開きこちらを見る彼




『えなにそんな私の顔見て楽しい？はっ！！まさか私の顔が面白いって言いたいの？！？！？！！！』




ひどいな！！と騒いでいると

「はははっ」

















へ…？

『へ…？』



驚きすぎて心の声と一致しちゃったんですけど、、



ランス「お前みたいなやつは初めて会った。ぜひともアンナに紹介したいくらいだ。」




『oh......』




妹ちゃんアンナちゃんっていうんだ可愛いな

いやめっちゃ可愛いな



じゃなくて、、！！！！



私この人の表情筋接着剤で固定されてるかと思ってたんですけど！！！急に動いてびっくりなんだけど！！！ちょっとキュンとしちゃったじゃん無理！！！



ランス「よしそろそろ試験が終わるな。オレは少し歩く。」


ねぇ待ってこの人ちょっと誤魔化そうとしてない？


さっき笑ったのなかったことにして逃げようとしてない？？


あれ？あれあれあれ？？？耳が赤くなっちゃってますけど！！

スカした顔して照れてるとか、、、


『お前もツンデレかよ』




ランス「グラビオル」




『いやぁぁぁあああああ！！！』




仲良くなったと思ったのにっっ！！！！！！





そのとき、、、







ドガガガガガガッッ!!!!









ドッガーーーーン!!










『え？どっか工事中？？』

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