多重人格の神覚者【MASHLE】

ひったくり犯 ページ30

警備中＿＿＿＿＿


『魔法界は平和だね。暇すぎて普通に休暇で終わっちゃいそう』


ﾗｲｵ「そうだな。ハッまさか…オレが眩しすぎるせいで悪行が出来ないということかッッ!!!」


そう言うとお決まりのポーズを決めまくるライオさん



すると＿＿＿＿＿＿＿＿＿

ひったくりよぉぉーーー!!!




『んふっっ…まじかっ…』



ライオさんそのままのポーズで固まってるし


あんま…っ…笑うのも…ふふっ…失礼


ﾗｲｵ「A、、笑ってるのが丸聞こえだ…とりあえずひったくり犯を捕まえるぞ！！」


ありゃ…


『りょーかいッ！！』


ライオの言葉を合図とするように2人は地面を蹴る


『ﾊｧ…あんまり長距離は得意じゃないんですけど…』


ﾗｲｵ「見たところアイツは最近世間を騒がせていたひったくり犯だ。オレが路地裏に運ぶ！！Aは回り込んでくれ！挟み撃ち作戦だ!!」


『分かりやすく作戦にも名前付けてくれてありがとうございますッッ!!ライオさん見失わないでね!!』


ﾗｲｵ「A…オレを誰だと思ってるんだ」


『男前ナイスガイの人類最高傑作ッッ!!!』


ﾗｲｵ「100点満点だ!!」



走りながらこれ出来るとか体力ありすぎでしょ…

さて…私は移動魔法でも使っちゃいますか、、

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ﾗｲｵ「さぁ追い詰めたぞ」


『マジでそろそろ諦めて…』


Aは肩で息をしながら膝に手を着く


犯人「クソッ…!!ここまでか…!!」


ひったくり犯は諦めたのか地べたにへたり込む


ライオさんは犯人に手錠をかけ部下に犯人を任せる


ﾗｲｵ「それにしてもA…体力ないな…」


ハッ…!!この言葉はあの地獄の合図…！


『もうこれ以上は体力増えないんでなにしても意味ないですからね』


私は言ったからな！やらないって！言った!!


ﾗｲｵ「よし!!このオレ様が稽古をつけてやろう!!」


『なんでぇ…！もうヤダぁ…』

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市民「A様、ライオ様本当にありがとうございました…息子から貰った大切なものだったんです…!!」


『神覚者として当然のことをしたまでです！取り返せて良かったです！ね！ライオさん！』


ﾗｲｵ「あぁ。またなにかあったらこの男前ナイスガイのライオ・グランツとA・クラークに言ってくれ」


市民「はい…本当にありがとうございましたっ…！」


Aは両手を握られ感謝を伝えられる



どんな反応すればいいか分からん…



『…///』



ライオはそんなAに気づくと微笑み頭を撫で始める



『だから子供じゃない!!』



そんな反抗するAも実は耳が赤かったとか…

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