多重人格の神覚者【MASHLE】

説教 ページ28

Aはいま魔法局の目の前にいる


なぜなら＿＿＿＿＿＿＿



『ちょっと心当たりがあるんだよなあ』



心当たりというのはもちろん怒られる理由である



万が一にもオーターさんに出会った瞬間頭に衝撃が来るなんてことは本当に避けたい



普通に痛いよあれ



オーターさんは物理だけどもっと怖いのが姉さんなんだよね



あの言葉の圧と泣きたくなるような空気…



あれはきっと精神魔法を使っているはず(※使っていません)



まぁ大丈夫ですよ！！



最近いいことしかしてないし！！



さっそくレッツゴーーー！！！！！


















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ｵｰﾀｰ「学校でセコンズは使うなとあれほど言っただろう」


ｿﾌｨﾅ「そうですよA。貴方の魔法は初級魔法でも危険なのです。何を言われても冷静を保てと前も言いましたよね？」



『はいぃぃ…ごめんなざぁぁいぃ泣』



A・クラークはそろそろ心が割れそうです



正座という体制にたんこぶという重り



そして大好きなオーターさんとソフィナ姉さんにリンチ



魔法局に入った瞬間レナトスさんに捕まり



ツララちゃんには同情され



カルドさんにはハチミツ刺身を勧められ



アギトさんは私の大好きな犬を触らせてくれて



仕上げにライオさんに肩を軽く叩かれた



もうカルドさんから察したよ



あぁ。私やばいかもしれないって



誰か一人くらい止めてよ！！



私の運命変えてよ！！！



ｵｰﾀｰ「おい。聞いているのか」



ｿﾌｨﾅ「説教中に考え事とは余程怒られたいようですね…」



『ぐぅぅぅぅぅ泣泣』



おい。てかそこで笑ってるやつ気づいてるからな？



レナトスさんは声上げて笑うし隠す気ないの腹立つ



カルドさんはブルプル震えてるしあれ笑ってるだろ



ｵｰﾀｰ「〜〜！！」

ｿﾌｨﾅ「〜〜。」



そのあとは意思が保つか保たないかのところまで追い詰められた













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ｵｰﾀｰ「ﾊｧ…A。貴方は魔法をまだ制御しきれていない…私たちがいない所で危険な目に遭ったら助けようにも助けられないでしょう…」




ｿﾌｨﾅ「そうですよ。あなたのことが嫌いで言っているのではありません。みんな貴方のことが好きだからこそ放っておけないのです」






でもこうやって最後は微笑んでくれたり頭を撫ででくれたりする





私のために怒ってくれていることは私が1番分かっている

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