金田一少年の事件簿 neo 1

銀幕の殺人鬼10 ページ11

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門脇「撮影を続ける！？」





真田「冗談だろ蔵沢。泉谷があんなことになったって言うのに。警察だって来てんだぞ！！中止にしろ。」





蔵沢「……僕に逆らうのか！僕の次回作に業界中が注目をしてるんだ。ここで止めるわけにはいかないんだよ。」





黒河「……あの映画に関わった者は死ぬ。やっぱりあの噂はほんとなのかもね。……だって、スコーピオンは映画の中で殺した相手にマスクを被していくんでしょ？殺人鬼スコーピオンがあの映画の中を飛び出して泉谷先輩を襲った。……ﾌｯ。次は誰かしら。」





真壁「今の！！聞きづてならないな。やっぱりあの噂は本当だったのか？」





蔵沢「そんなデマ。本気で信じてるのか？」





真壁「でも現に、泉谷はその映画に参加してたんだろ？」





一「その映画に関係した人って、誰と誰なんすか？」





蔵沢「僕と、死んだ泉谷。真田と、あと門脇。この四人だ。」





あ「映画ってもっと沢山の人が関わるんじゃないんですか？」





蔵沢「キャメラと役者がいれば、映画は撮れるんだよ。」





一「蔵沢さん。その殺人鬼スコーピオンって映画、見せてもらえませんか？」





蔵沢「そんなことをしている暇はない。」





一「見られたくない訳でもあるんですか？」





蔵沢「分かった。見せよう。ただし、撮影続けるぞ。」





一「いや、それとこれとは話が……「いいだろ。」





竜二「部長！」





真壁「これも、噂の真相を確かめるためだ。いただきます。」







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