115杯目 ページ38
その後、映画の撮影はどんな時でも進んでいく。時間と同じだ。
三月くんの演技はもちろん、ほかの役者と比べれば劣るし、監督も三月くんに対しての注意は多い。
それでも私は知っている。この監督は、力のある人にしか自分の情熱は注がないから。
レオ「不思議ね」
控え室。レオさんのヘアメイクを整えているとき、いつも寡黙な彼女が珍しく口を開いた。
何がですか?と私は聞き返しながら、彼女の触覚をヘアアイロンで巻いていく。綺麗なカールが彼女の輪郭周りで踊る。
レオ「彼にそんな魅力があるとは思わない。なのに、フユキはあの子に熱を注ぐ…それは、彼が真剣にやり通せる才能があるからだ」
貴「そうですね」
レオ「でもそれはAも同じだ」
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そこらへんのストーカーなつめみく - とおるちゃんのとおるがトオル表記なのめちゃうけるwこの作者さんセンスよすぎでは??? 三月結婚しよう (10月6日 14時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
顥(プロフ) - ゆーなさん» ありがとうございます。少しずつではありますが、更新して参りますのでどうぞ最後までお楽しみ下さいませ( ´ ` *) (2019年11月12日 23時) (レス) id: c891a3c33e (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな - この作品面白くてすごく好きで好きです!あと三月がとにかくかわいい; ; これからも更新頑張ってください!応援してます! (2019年11月12日 10時) (レス) id: c0e922c369 (このIDを非表示/違反報告)
顥(プロフ) - かなとさん» 気づかなかった、ありがとうございます (2019年10月22日 18時) (レス) id: c891a3c33e (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年10月22日 18時) (レス) id: fca7c03b31 (このIDを非表示/違反報告)
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