95杯目 ページ16
三月「大和さん?」
彼は目を見開いて、すぐに私の手を離した。そして笑って、ごめんなさい。と一言。
その貼り付けられた笑顔に私はすぐ気がついたし、それ以上に長い付き合いのある三月くんはその意味合いさえも分かっていたような顔をした。
その刹那がなければ、私は今頃、また流されていたことだろう。
三月「飲みませんか!」
貴「え?」
三月「ビールと、つまみ買って。オレら今から寮で飲むから…一緒にどうですか」
大和「それがいい。そうしましょ、今ならミツの手料理も食えますよ」
仕事を終えて。いつも焼き鳥とか、コンビニ飯の私にとって、手作りというのは腹の虫を鳴かせた。
貴「じゃあ…お言葉に甘えようかな」
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そこらへんのストーカーなつめみく - とおるちゃんのとおるがトオル表記なのめちゃうけるwこの作者さんセンスよすぎでは??? 三月結婚しよう (10月6日 14時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
顥(プロフ) - ゆーなさん» ありがとうございます。少しずつではありますが、更新して参りますのでどうぞ最後までお楽しみ下さいませ( ´ ` *) (2019年11月12日 23時) (レス) id: c891a3c33e (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな - この作品面白くてすごく好きで好きです!あと三月がとにかくかわいい; ; これからも更新頑張ってください!応援してます! (2019年11月12日 10時) (レス) id: c0e922c369 (このIDを非表示/違反報告)
顥(プロフ) - かなとさん» 気づかなかった、ありがとうございます (2019年10月22日 18時) (レス) id: c891a3c33e (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年10月22日 18時) (レス) id: fca7c03b31 (このIDを非表示/違反報告)
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