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127話 ページ8
私は、このプランを提案いたします。
その裏に隠された本当の企画書。
いつもの公園のベンチに座る。いつも、というのは、私にとってはいつもの公園のベンチなのだ。
相変わらず堅苦しいスーツ姿じゃのう。と、少しの距離に座っている彼が呟く。普段着です。と、ウソ半分ホント半分で答える。
朔間｢先程の質問に答えてもらおう。お主、本当は自分の勤めておる会社を潰す気だったんじゃろ｣
貴｢根拠は｣
朔間｢…関ヶ原の裏切り者じゃよ｣
DDDでの『裏切り者』とは。そう、それは、最後の最後まで欠けていた1人？
違う。そういう風にスポットを当てただけ。そっちに視線がむくように。
全ての『裏切り者』を隠すために。
朔間｢だから、すすんで辞めた。傷つけないために｣
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作者名：�� | 作成日時：2019年6月8日 23時
