ヒロアカ【只ノ絲ｰﾀﾀﾞﾉｲﾄｰ】肆

いちにきゅう ページ10

キラキラ光るものが空を飛んでいる。エリーの“妖精(フェアリー)”だ。









“妖精”が青く輝きパァ！っと、空から水を降らす。水溜まりから、水上竜巻。









敵が散々になってくれたらありがたかったが、それはあっけなく消えた。









ツギハギの男の炎が、妖精を燃やしたから。雨はやみ、竜巻も消えた。









ただ、これでエリーたちに場所を知らせることができたはず。後は、どうやって凌ぐか。









爆豪｢オールマイト！！｣









私たちのせいで本気が出せないのは彼も分かってる。一定の距離を保ち、逃げることだけで精一杯だ。









その頃、壁の裏にて。

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