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はちなな ページ8
｢A｣
制服に着替えてリビングに降りると、父親がいた。珍しいな。
目元が赤い。泣いていたのか。ああ、そうか。だからなんだ。今さら知るか。
｢お前に、話さなきゃ行けないことがある｣
貴｢は？｣
もしかして、浮気してたのには理由がありました〜、とか？アホらし。今頃何を。
｢落ち着いて聞いてくれ｣
語られたのは衝撃の事実だった。
でも、真顔だった。
そして私は笑った。
親が親なら子も子。頭を抱えて、壁に手をついた。
私はポケットから糸切りバサミを取り出して、刃先を父親にむける。
貴｢さよなら。お父さん｣
全てを受けいれたように、父親の瞳に、涙がつたう。
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作者名：�� | 作成日時：2018年10月15日 14時
