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第62話 ページ23

コンコン。

ノックの音。

セバス「はい」

桃井「あの、これ、Aちゃんの着替え…」

あれから。

時刻は深夜を回る。

セバス「ありがとうございます」

受け取ったセバスチャンは桃井に微笑みすぐに扉を閉めようとしたが、あの、と声をかけられ、閉めようとした手を止めた。

桃井「Aちゃん、目を覚ましませんか?」

セバス「いえ。あれから一度も覚まされていませんよ」

絶叫したすぐあと。

ピタリと雄叫びは止み、死んだように、パタリと腕が落ちた。

桃井は泣き叫び、キセキの世代は冷静さを失った。唯一、赤司は正気を取り戻し救急車をと電話しに外へ出た。

セバスチャンはアタシの脈を測り、呼吸を確かめる。ほっと息をつき、ひょいと抱え上げ、

セバス「桃井様」

桃井「は、は、はいっ…!」

涙に汚れた顔と、震える身体に声。なんとか声を出すのが精一杯と言ったところか。

セバス「お嬢様のお部屋へ案内して頂けますか」

桃井「は、はい!こ、こっちで…」

脚が震えて立てない。それに気づいた火神が桃井に手を差し伸べ、肩を支えながら歩き出した。

セバス「…」

今は。

セバスチャンは消えた2人の亡骸の場所を睨みつけた後、怒りに似た感情を押し殺しながら、その部屋を出た。

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眠い少女(プロフ) - わぁぁ!頑張ってください!もし…よろしければ…友達申請してくれませんか? (2018年7月5日 8時) (レス) id: 5372210ae9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 眠い少女さん» お返事遅くなり申し訳ありません。遅くなっていますが、頑張ります。ありがとうございます! (2018年7月1日 22時) (レス) id: 09070ac26a (このIDを非表示/違反報告)
眠い少女 - 続編おめでとうございます!更新頑張って下さい!! (2018年6月28日 7時) (レス) id: 5372210ae9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年6月27日 20時

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