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第55話 ページ16

黄瀬「Aっちは、桃っちと一緒っス!」

貴「あぁ」

男共はみな、セバスチャンを部屋に案内しに消えた。アタシは、桃井と共に部屋に入室し、道具を置く。

桃井「なんか、久しぶりだね。合宿以来かな」

貴「そうだな」

それにしてもこの屋敷…。

桃井「どうかした?」

貴「いや」

桃井「何かあったら言ってね!」

貴「…ここは、緑間の別荘ではなかったか?」

桃井「あ。そうだった、えへへ!」

貴「…お前は、綺麗になったな」

桃井「へへ…えっ!?」

貴「行こう」

桃井「あ、ま、待ってえ!」

後ろを付いてくる桃井はアタシの後ろ姿を見て心で思った。

桃井(そんなこと言ったら…)

長い廊下に均等に配置された広い窓。囲まれた自然から、心地よい風が流れ込む。

桃井(Aちゃんの方が何倍も綺麗だよ)

貴「…?、どうかしたか」

桃井(醜くなんかない。眼帯で隠れてても、その赤い瞳が映るA自身が、宝石みたいに、キラキラしてて、とても綺麗だよ…)

くすっと桃井の唇が弧を描く。アタシは片眉を寄せた。

桃井「なんでもない!」

マーガレット。例えたらそうだと思った。

そんな花の笑顔を咲かせ、桃色の花は、アタシの腕に抱きついてくる。

貴「おい、離せ!」

桃井「いいじゃない!ほら、行こ!」

強引な花は香りを添えて咲き誇る。

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眠い少女(プロフ) - わぁぁ!頑張ってください!もし…よろしければ…友達申請してくれませんか? (2018年7月5日 8時) (レス) id: 5372210ae9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 眠い少女さん» お返事遅くなり申し訳ありません。遅くなっていますが、頑張ります。ありがとうございます! (2018年7月1日 22時) (レス) id: 09070ac26a (このIDを非表示/違反報告)
眠い少女 - 続編おめでとうございます!更新頑張って下さい!! (2018年6月28日 7時) (レス) id: 5372210ae9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年6月27日 20時

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