第50話 ページ11
その頃。
赤司「…」
「浮かない顔ですね」
赤司「…君はたしかフィニアンさん、だったかな?」
フィニ「さん付けは慣れないですね…フィニでいいですよ!」
赤司「そうか?なら、フィニ」
フィニ「はい!」
ニッコリと笑った太陽は赤司の許可を得て隣に座る。
フィニ「あ、先程、黒子さんから連絡があって、また時間が空いた時に顔を出すと言ってました!」
赤司「そうか。あ、そういえば、俺の携帯は」
「ほら」
ぽいと手に落ちてきた四角い個体。
赤司「これ、スマホ?」
貴「貴様の貴重品は全部向こうが持っているだろう。仮に取り返したとしても、面倒な細工をされているに決まっている。なら、買った方が早いだろう」
赤司「すまない、お金は…」
貴「気にするな。勝手に色々とやってきたが、詳細は自分でやれ」
赤司「あぁ」
フィニ「いいなぁ!僕も、携帯欲しいです!」
赤司「…持っていないのか?」
はい!と、フィニアンは頷く。赤司はなぜ持たせない?とアタシを見てきた。
帽子を脱ぎ、首を振って髪を整える。
貴「そいつは力が強いからいくら買い直してもまた壊れるんだよ。なら、持ってなくても大差ない」
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眠い少女(プロフ) - わぁぁ!頑張ってください!もし…よろしければ…友達申請してくれませんか? (2018年7月5日 8時) (レス) id: 5372210ae9 (このIDを非表示/違反報告)
顥(プロフ) - 眠い少女さん» お返事遅くなり申し訳ありません。遅くなっていますが、頑張ります。ありがとうございます! (2018年7月1日 22時) (レス) id: 09070ac26a (このIDを非表示/違反報告)
眠い少女 - 続編おめでとうございます!更新頑張って下さい!! (2018年6月28日 7時) (レス) id: 5372210ae9 (このIDを非表示/違反報告)
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