眠り姫 ページ24
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真緒side
衣｢ったく、凛月の奴今度はどこで寝てやがんだ〜？？｣
スマホに通知が来たと思ったら迎えに来ての一言のみが凛月から送られてきていた。
場所も要件も伝えないあたりどうでもいいことなのか眠くて落ちたのか両方なのか…
ほんと何時になっても世話がやけるやつだな〜
しばらくES内を探し回った後、空中庭園に辿くと
木陰に横たわる影を見つけた。
衣｢お〜い、凛月 お望み通り迎えに来たぞ〜？｣
凛｢…あ、ま〜くん ご苦労、ご苦労♪｣
衣｢おまえな〜〜？？｣
相変わらず人使いの荒い凛月を懲らしめてやろうかと考えもするが、どうせ凛月のことだと諦める。
衣｢眠いなら寮に帰ろうぜ おんぶしてってやるからさ｣
凛｢ん〜、ま〜くんのおんぶは魅力的だけどまだAが寝てるからちょっと待って〜｣
衣｢は？A？｣
そう言われて、芝生に寝っ転がっている凛月の横にもう1人の存在にやっと気がついた。
え〜こんな近距離で気づかないわけ？と零される。
そう言われてしまうくらいの近距離、花園は凛月の腕の中で寝ていた。
ESとはいえ気抜きすぎだろ…スキャンダルとか七種厳しそうだけどいいのか？
なんて考える頭と自分が世話を焼きたいという心が戦っている。
しばらく悶々としていると、花園は眠りから覚めたようで小さな欠伸を零し凛月の腕の中で丸まった。
凛｢あ、Aおはよ〜♪ふふ、眠り姫だねぇ｣
｢んぅ…りつくん、？｣
凛｢りつくんです♪ま〜くんもいるよ｣
衣｢えっ、俺！？？？あ、お〜、おはよう花園…？！｣
急に話を振られてキョドってしまった。
地味に陰キャみたいな反応をしてしまったことに傷心していると、ぎゅっと首元に抱きつかれる感覚がした。
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まお(プロフ) - Aliceさん» ありがとうございます〜！励みになります(；_；) (2022年3月24日 23時) (
レス) id: 0b8642f972 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - めちゃくちゃ好きです…応援してます！更新頑張ってください！！ (2022年3月24日 18時) (レス) @page10 id: a7ee2e648e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ｐ | 作成日時：2022年3月19日 22時
