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彼等、鬼殺隊につき ページ26

彼女ーーー胡蝶しのぶさんの、言葉にできない圧のようなものに押されて、



言う通り、連れられてきてしまった。



ここは……木造の、御屋敷?



し「少々お待ち下さいね。
ああ、緊張なさらなくて大丈夫ですよ」



「は、はい…?」



そう言い残すと、しのぶさんは何処かへ行ってしまった。


なにも状況が飲み込めないけど、


しのぶさん、すっごく美人さんだな……素敵。



「(…って、そもそもここはどこなんだろう…)」




とりあえずしのぶさんが戻るまで待つことにした。




ーーーー

?「すん………間違いない、この匂いだ!」


??「」トポトポ


し「御館様、この子のようです」


???「…ほう?」




「…!?」



しのぶさんが戻ってきたけど、今度はしのぶさんだけじゃない。



四人いる。



し「すみません、お待たせしました」


炭「あっ、初めまして!
俺、竈門 炭治郎って言います!」



炭治郎、と名乗った男の子は

「こっちは妹の禰豆子です」と言って、竹を加えた黒い長髪の女の子の方を向いた。



産「私は産屋敷 耀哉。
よくここまで来てくれたね、ありがとう」



「は、はい……

あ、えっと わたし、Aと…申します」



何が起きているのか全くわからないけど、わたしも自分の名を名乗る。



炭「Aさん…!素敵なお名前ですね!

あの、今日呼び出してしまったのは訳があってアングググ!?!?!?」


彼が喋っている途中、しのぶさんが炭治郎さんの頬をつんつんし出す。


し「炭治郎くう〜〜ん???
その前に言うことがあるのではないでしょうか〜〜〜????」


炭「アングググ!!!!
しのぶさん、ありがとうございましたぁ…」


し「うふふ、良いんですよ
眠っている妹さんのそばにいると言うのは炭治郎くんらしいですし 素敵なお兄さんである証拠だと思います」


炭「いえ。
本当に、俺の代わりにAさんを呼びに行って下さってありがとうございました…!」



しのぶさんは炭治郎さんをいじる手を止めるとこれから鍛錬がある旨を伝え、微笑みながら去っていった。



「……ええと、これは……」


産「緊張しなくて大丈夫だよ。
いつもこうだろうから……ねえ、炭治郎?」


炭「ええっ!?あ、あは…そう、かもしれませんね…」


炭治郎さんは頬をぺちぺちすると、再びわたしの方に向かい合う。



炭「急に呼び出してしまってごめんなさい。

単刀直入にお聞きします」



炭「貴女は、鬼舞辻無惨を知っていますか?」

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作者名:スイ | 作成日時:2020年1月25日 22時

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