ミン ユンギの苦悩

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落ち込みながらソファに座っていると
コンコンという控えめなノック音が鳴り響いた。

Aが来た！！俺の天使がやってきた！


しかしあくまで冷静に。
ゆっくりと扉を開けて微笑んだ。




YG｢ん、入れよ｣

｢えへへ、ありがとう！｣




笑っても可愛いいいい！！！！
誰か丼ぶりにご飯入れて持ってきて！今すぐ！

失礼しますと礼儀正しく入ってるAに
メンバー全員の顔が綻ぶ。


まじで、いい子すぎて泣けてきたよオッパは…。




TH｢A〜！久しぶり！｣

｢テヒョンくん〜、久々だね｣

JN｢あの日以来だね〜｣

｢その節はお世話になりました｣




困ったように笑う顔も可愛い。
心做しかいい匂いもする。

新しい制汗剤だな。前のはムスク系だったし。
誰だキモいとか言ったやつ！！




そんな、心穏やかなAの訪問になる筈だった。




｢…じ、じみんくん！｣

JM｢あっ、Aちゃん｣

｢あの、この間はありがとう｣

JM｢ううん、お役に立てて僕も嬉しい｣

｢それでこれ、お礼なんだけど…｣

JM｢クッキー？｣

｢うん！手作りなの！｣




はい？？？？？
今俺の目の前で何がおこってるわけ？？？

その光景に目を疑い体が動かない。
周りの皆も釘付け状態だ。




JM｢ほんと！？ふふ、嬉しい！｣

｢えへへっ｣




顔を染めてお花が飛び散っている。

え？ほんとにどういう事？
Aの手作りクッキーをあのゴリラ食うの？




YG｢ぶっ殺す！！！！｣

JN｢ギャーーー！！落ち着いて！
みんなユンギ抑えてーーー！！！！｣

HS｢何このヒョン力強すぎ！猛獣！？｣

NJ｢馬鹿なこと言ってないで抑えろって！｣

TH｢ユンギヒョン！ステイ！｣

JK｢テヒョンヒョンあんた馬鹿ですか！
ていうかなんであの2人気づかないわけ！？｣


JM｢わ、美味しい！｣

｢嬉しい！良かったぁ｣




何でこうなるんだよ！！！！
あのゴリラ絶対この世から消してやる！！！！







アイツを消すまで俺の苦悩は絶対に終わらない！！！！！









Fin.

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