ミン ユンギの苦悩

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あの会議から1週間が経つ。
これまでも何回も女狐にあったが、
冷たくあしらい続け不信感を抱かせた。


いや、まじで俺頑張った。
これが終わったらAの膝枕で寝るって決めてるから！




俺達が聞いたあの音声を聞かせると
女狐のメンバー達はわかりやすく顔を青くさせた。

マンネであろう女は既に泣き出しそうな勢い。




JK｢ごめんね？勝手に録音しちゃって｣

『……あ、悪趣味じゃないですかっ』




気の強そうな女がこちらを睨む。
だが、その声は震えていて何とも頼りない。

女狐にバラされると思ってんだろうな。
そんなことしませんけど。




YG｢……SALT、知ってるよな｣

『ぇ…………同期、ですし』

YG｢アイツさぁ、誰かにいじめられてるんだわ｣

『……』


YG｢いい事教えといてやる。SALTの本名はミンA｣

『……み、ん』




頭は悪くないらしい。
全員が真っ青な顔を俺に向けた。




『……あの子、ユンギさんを狙ってるんじゃ』

YG｢んなわけねぇだろ。実の兄を狙う妹がいるか？｣




俺は無論狙ってますけどね。
狙う以前に既に彼氏みたいなもんですけどね！

あ、自分で言って照れてきた。


全部知っているジニヒョンの視線が後ろから刺さる。




『…………すみませんでした！』




音声の中で泣いていたであろう女が
地に頭をつけて謝ってきた。

まさかコイツがやるなんて誰も思っていなかったのだろう。
その場にいる全員が目を見開いた。



女は、ゆっくりと話し始めた。

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