ミン ユンギの苦悩

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軽く雑談を3人でしていると(やっぱりジミンは知らねぇ)、
ジニヒョンがわざとらしく声を上げた。



JN「そう言えば、なんでSALTって名前にしたの？」



確かにそれは俺も気になる。
自分の肌もかなり白いと思うがAはもっと白い。
まず透明感が違う。この時点で女神だ。
髪の色も色素が薄く栗毛のストレート。

俺みたいに肌の色から取ったのか？



「あー…その、ユンギオッパが砂糖じゃないですか、それで、そのっ、妹の私は塩かなぁって」



もう、恥ずかしい〜と
笑いながら頬を掻くA。

え？何？？俺が砂糖だから？？？？？
まってほんと、え？可愛すぎないか？？？？？

塩と砂糖、お互いに似ているようで違う。
互いになくてはならない存在なのは確かだ。



もうあれやん、恋人やん(？)



「ごめんねオッパ…やだった？」

YG「……別に、嫌なんて思ってねぇよ」



馬鹿野郎！！

そこはわざわざありがとうございますつって土下座だろうがミンユンギ！！！！
この大バカ野郎。
これだからお前みたいなやつは嫌いなんだよ！！！！

ここは頑張るしかないな。



YG「…ま、いいんじゃねぇの、センスある」

「すぐ上から目線で言うんだから〜」

YG「わりぃわりぃ」



軽く頭を撫でてやると、
これまた照れ臭そうに俯いた彼女。
あ、この右手当分洗わないんでよろしく。

ははは、と俺の気持ちが全部筒抜けなジニヒョンは苦笑いだ。

そんな時廊下から少し激しめの足音が近づく。



JM「うぅ、ユンギヒョン！酷いですよぉ」

YG「何が」

JM「いきなり押されたらびっくりするじゃないですか！」



涙目で入ってきたのはゴリラ(ジミン)。
殴り飛ばした時に打ったのか頭を押さえている。

一つ訂正しておきたい、俺はコイツが嫌いな訳ではない。普段は。



「あっ、ジミンくん！」

JM「こんにちはAちゃん！デビューおめでとう〜！！」

「ありがとう、……嬉しい」

JM「あ、うん」


お互いに頬を染めながら
甘酸っぱい空気がリビングに流れる。

このクソゴリラ。人の女神に手を出そうってのか？あ？？？
AもAで何故コイツ？

まだグクやテヒョナなら1000歩譲ってわかる。(実際はわかる気など更々ない)


防弾少年団選り取りみどりから、なぜ、これ？？？？
ああ！！まじ動物園帰れよ！！！！

もう1度言う。俺はジミンが嫌いな訳では無い。


普段はな！！！！



JN「(頼むからジミン気づいて！ユンギの顔凄いことなってるから！！)」

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