【呪術廻戦】ヒーローより呪術師派。【ヒロアカ】 (ページ6)

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派閥5 ページ6

「絶対TDLよTDL」

「はぁ？？やっぱ原宿だろ」

「わかってないわね。原宿なんて人が多過ぎて楽しめないわよ」

「TDLも似たようなもんだろ」

当事者をガン無視して目の前で繰り広げられる3人の場所決め。
私は共同スペースのソファに座ってそれを眺めていた。

「お前らAに決めさせろよ」

「ぜぇっったいダメ！どうせ寮でごろごろしたいって言うに決まってるわ！！」

野薔薇エスパーかな？
私が聞かれたら絶対に答えるであろう事を言い当てたぞ、怖。すると突然私の頭からスパァンといい音がなった。

『いったぁ！？』

「顔に出てんのよ！！」

野薔薇を引いた目で見てたら頭を叩かれた。解せぬ。

「こんぶ。高菜」

「あ？何で？」

「いくら、明太子」

高専に来てから何ヶ月か経ちますが、未だに棘先輩の言葉はわからない。わかるのもあるけど殆どが分からん。

「ふーん。だってよA」

『なるほど。つまりごじょせんを東京湾に沈めておいて私達はパンダ先輩をモフるんですね？』

「何でそうなった」

「悟はAに何したんだよ」

真希さんにそう言われるが分からないもんはしょうがない。後パンダ先輩、あの人への恨み言語ってたらきりがないですよ。

「皆んなでスイパラ行こうってさ。明日1年は全員休みなんだろ？あたしらは午前中任務あるけど午後は暇だし」

「しゃけ」

真希さんすご。棘先輩こんぶ高菜いくら明太子しか言ってませんよ？スイパラのスの字も喋ってませんよ？あれで分かるって凄いな。

「百面相してんの？変な顔」

『してねぇーよ、失礼な野郎だなおい』

上を向けば覗き込むようにして五条先生がいた。朝の事といい今の事といい失礼な人だな。

「スイパラ行くんでしょ？僕も行くー」

「悟は任務があるんじゃ？」

「七海が代わってくれるって。七海いい奴だよな～」

その場にいる全員が察しました。
「あ、こいつ押し付けたな」と。

「クズですね」

「クズ」

「ゴミが」

「おかか」

「先生ちゃんと任務しなきゃダメだよ」

「流石にフォロー出来ない」

まあ酷い言われよう。私もそう思ってるけど。

『七海さんの胃に穴が開くから任務は行け』

「皆んな辛辣過ぎて先生泣きそう」

ソファの後ろで嘘泣きする先生をガン無視して、どこのスイパラに行くか話し合う。

話合った結果銀座の高級スイーツ専門店に行くことになりました。
勿論moneyはごじょせん持ち。