【呪術廻戦】ヒーローより呪術師派。【ヒロアカ】 (ページ3)

今日:3 hit、昨日:7 hit、合計:180,347 hit

派閥2 ページ3

『ゆーじー、のーばらぁ、めぐみん～』

「めぐみんって呼ぶな」

「何？どうしたの？」

「どした？」

虎杖の部屋に集まってみんなで漫画を読んでいると、急に三人の名前を呼んだA。
Aはスマホをいじりながら表情を変えずに口を開く。

『長期間の潜入任務決まった』

「「「は？？」」」

三人とも地を這うような低い声を出した為、Aは驚いて三人を見つめた。

「ちょっ、は？？長期間？？それっていつまで？」

『最低でも一年かな～』

「は？勉強は？勉強はどうすんの？？」

『潜入先が学校だから大丈夫』

「一人で？」

『うん一人』

Aの言葉を聞いた三人はすくっと立ち上がるとドアに向かって歩き出す。

『え、どこいくの？』

「先生のとこ」

『何で？』

「任務変わってもらうからに決まってるじゃない」

釘崎の言葉にAは一瞬呆れたような顔をしたが、何かを思いついたのか『ふはっ』と笑い出した。

『任務変わってもらうってwあんたら私の事好きすぎじゃない？』

「当たり前だろ」

「逆に好きじゃないやつの方がヤバイ」

「それな」

三人を見上げながら相変わらず笑っているAのスマホが振動した。
Aはスマホを見ると、吹き出して腹を抱えてまた笑い出した。

『あっははwwwやっばww』

「え何なに」

『これww見てwふはっあははww』

スマホを渡された三人は画面に表示されたトークを見て呆れた顔をした。

ごじょせん長期任務決まったってほんと!?18：32

ごじょせんねぇいつまで?先生泣くよ!!?18：32

ごじょせんちょっと既読ついてんだけど無視しないで??18：32

「五条先生怖…」

「きもっ」

「いや俺らも大概だろ…」

伏黒の言葉に虎杖が「やめろ悲しくなるだろ！？」と牙を剥くと、Aは口を開いた。

『なんか…うん。言うの辞めるわ』

「言えよ」

「気になるんだけど」

三人に詰め寄られ、Aは「やっぱ嬉しいって言うのやめよ」と強く思った。