花宮君の弟君は猫を被らない (ページ11)

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貴「もうまこ兄でいいや」ページ11

まこ兄が買ってきてくれたスパイシーチキンを食べながらも質問攻め。

すると突然原先輩が意味のわからないことを言ってきた

原「俺の事も花宮みたいに読んでみて♪」
貴「は？……かず兄？」

とりあえず呼んでみた。

原「うん…花宮ｧ俺の弟にしてもいい？」
花「いいって言うと思ったのか？」

まこ兄と原はほっておこう。

つかこれうまい…

古瀬「ちょっと、俺のことも呼んでみて」

最近の先輩方は頭がおかしい人が多いのか…？

貴「えーっと…健兄と…康兄？」

テキトーにチキンを食べながら読んでおいた。

俺の後ろで悶えていたことは知らなかったけど。

貴「祥吾？どうした？」
灰「いや…」

面白くない顔をしてる…何かあったか

山「あれだろ…お前は同級生だから兄貴呼びされなくて寂しいんだろ？」

そういう山崎先輩も心做しかウズウズしてる

貴「そうなんですか？ひろ兄」

仕方なく呼んであげた。

うん。他のメンバーと違って顔赤くしてワタワタしてるだけだから山崎先輩は可愛い。

この人はいい人だ。