Obstinate*32 ページ32
もう泣かないことにした。
きっと泣くことに意味なんてないから。
そして気持ちを切り替えた私は
『くそったれー!』
告白もしない
「うっせ。馬鹿女。」
『てかなんで仲野はそんなに冷静なわけよ。』
「うまれつき?」
『あ、先生ー!』
残りの数ヶ月を楽しむことにしました、吉田Aです。
「おい、話聞けって。」
『あのですね、私もですねそんなに暇じゃないんでですね、文化祭の役員なんか………………まぁ、できないほど忙しくはないですけどね。』
そんなわけで、頑張ろうと気合を入れたその翌日ぐらいに
私は仲野と文化祭の役員を頼まれた。
「ったく、先生困らせてんじゃねぇよ。」
『っ……………!』
先生に向かってあれこれ言っていると、後ろから教科書らしき物でたたかれた。
『ちょ、ちょっと!』
「はいおいでおいでー。」
すんませんね、先生。なんていう仲野に対して、先生も先生で青春、青春若いな!
なんてわけのわからないことを叫びながら去っていった。
「ん、座れ。話し合い。」
『はーい。』
諦めようとした最中だったから、タイミングの悪さを恨んだりしたんだけど。
「今日、あそこよって帰ろーぜ。」
『ん。』
よしよし、なんて可愛いものじゃないけど、しっかりと私が今感じられるこの温もりに感謝しようと思うんだ。
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時は流れ、文化祭前日
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告げられたのは衝撃の言葉だった
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「今日、お前ん家泊まるわ。あけとけよ。」
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あおはる - えぇぇぇぇぇぇぇえ!! 終わり方あぁあああああ! 好きぃぃぃぃぃぃい!!! 好きな人と性格似すぎて怖い まっ、好きな人のほうが全然かっこいいんだけどねっ♪(?) 大好きです (2021年7月6日 23時) (レス) id: a5ff14c25a (このIDを非表示/違反報告)
とあるY - 好きな人と性格が似すぎてビックリしました! (2021年1月13日 16時) (レス) id: 421fd3c561 (このIDを非表示/違反報告)
澪 - 読み始めは、どうなるの?と思いました! すごく“青春,,が書かれていて、自分が主人公になった気がして、もう本当にドッキドキが止まりませんでした!最高です! (2021年1月12日 6時) (レス) id: 0a82627353 (このIDを非表示/違反報告)
ayana1101(プロフ) - まじ最高です (2020年3月22日 18時) (レス) id: d9ed228046 (このIDを非表示/違反報告)
海 - なんだか私の好きな人にとても似ていました!面白かったです!! (2019年10月30日 22時) (レス) id: 1dbf98b378 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちねな | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/5d6d080ec71/
作成日時:2014年3月22日 21時