問題児踊り手【Antsa】 (ページ33)

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カナタくんと喧嘩ページ33

自「もう少し塩入れた方が良くない？」

カ「だな」

今私はカナタくんと一緒に料理をしています。料理当番のりおんくんが疲れて眠っちゃったので、カナタくんが代わりに作ってくれています。それのお手伝い！
味覚がおかしいカナタくんと料理音痴な私だからメンバーはめっちゃ心配してる‪w
ハネハネはずっと見てるもん

カ「ごめん。ちょっとトイレ行ってくる」

自「わかった～」

私は盛りつけのためにお皿を取り出そうとする。お皿は高い棚にある。
アナタシアのみんなは身長が高いので余裕で届くけど、私は身長が150cm程しかない。ほんとにこういう時に困るのよね～
台を使ってお皿を取り出そうとする。が、手が滑ってしまった

ﾊﾟﾘﾝ

八「あっ」
自「あっ……。これって」

割れたのがお皿なら良かった。けど、割れたのはカナタくんがSLHの4人から誕生日プレゼントに貰った大切な灰皿だった。

まり「A！？お皿割れた音したけど大丈夫……」
ハネ「これは……」

自「どうしよう……」

カ「ごめん！おまた……せ……。」

やばい。この状況は非常にまずい。しばらく沈黙が続いた後。カナタくんの怒鳴り声が響く

カ「なにしてんの！俺が1番大事にしてるものだって知ってるでしょ！」

カナタくんの怒鳴り声を聞きつけて寝ていたりおんくんも起きて、他のメンバーも集まってきた

ハネ「カナタくんおちつ『うるさい！』
カ「どんだけ大切にしてたものだと思ってんの？まじで。」

あまりの言われように私もカッとなってしまった。私は短気だからさ…。ほんとにこういうの良くない

自「気をつけてたよ！どれだけ大切にしてたかも知ってる！そもそもなんで棚に入れるわけ？いつもは外に出してるじゃん！割れる可能性考えなかったわけ？」

カ「そういうことじゃないでしょ！」

自「じゃあ、なによ！」

カ「もういいよ。来んな。まりん。飯いらん」
まり「え、ちょっ。待てって。Aも」

私とカナタくんは真反対に歩いていく。

まさ「ありゃりゃ。」
芝「お腹すいたのにぃぃぃ！」
り「面倒くさいことになりましたよ。」

まり「りおん。一緒にAの所に行くぞ。ほか3人はカナタのところおねがい」

まりんは、床にちらばった破片を集めながら言う。

4人「了解」