13回枯れるまで ページ13
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仕事が終わり、電話が来ていることに気づく。
保育園からだ。
なんだろうと思い、折り返す。
「もしもし。」
「あ、赤葦さんですか？」
「はい。そうですけど。
どうかしましたか？」
「あの、」
“まだお迎えに来てないんですよね”
ドクンと、大きく脈打った。
嫌な予感がしたんだ。
すぐ行きます。と、言い電話を切る。
赤葦今、どこにいるの? これみたら、連絡して。
連絡をいれ迎えに行く。
「遅くなってすみません。赤葦です。」
「凛ちゃん、治人くんお迎え来たよ〜」
「お母さん、電話かけても出ないんですよね。」
苦笑しながら、保育園の先生が言う。
「すみませんでした。ありがとうございました。」
「「先生、さようなら」」
久しぶりに迎えに来て、成長したな。って思う。
A、家で寝てるのかな。
早く、帰ろう。
そう思って、両手を子供と繋ぎながら、帰路を歩く。
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バイブを感じ、ポケットから、スマホを取り出す。
知らない番号から、電話がかかってきた。
「もしもし。」
「————病院です。赤葦Aさんの旦那さんで、間違えないですか？」
焦った、緊迫した声でそう問われる。
“病院”という単語でまた、胸騒ぎがする。
「はい。赤葦です。」
「———病院に来れますか？」
Aさんの状態が良くないです――――。
子供二人を抱きかかえ、近くの大通りまで出て、タクシーを探す。
「お願いします。———病院まで。」
俺のただならぬ焦りを感じ取ったのかタクシーの運転手も気持ち急いで運転してくれている。
病院につき料金を払おうとした。
道中に落ち着きを取り戻し、着く頃には冷静になっていた。
「いいよ。早く行ってやんな。」
そう、運転手が言ってくれ言葉に甘えることにした。
「ありがとうございます」
受付にいき、赤葦です。
そう伝える。
「今、手術中です。」
そういわれ、手術室の前まで案内される
そこには、Aの両親がすでにいた。
「京治くん、」
あのね、
Aとよく似た声で、話す。
急に倒れたらしくて、倒れたところが運悪く階段だったらしいの。
Aのお母さんが、そう涙交じりに話す。
「京治、」
俺の両親もついたようだ。
「二人みてて。」
そう言い、子供二人をお願いする。
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雷 - 血圧の病気は確かに怖いわ…って自分は生まれつきでやばい病気持って生まれたりしたけどまさかの書いている主がってめっちゃびっくりした (2022年8月16日 19時) (
レス) @page17 id: 1c759860fa (このIDを非表示/違反報告)
白銀のビー玉 - どこかにティッシュは,,,ｸﾞｽｯ (2021年8月12日 23時) (レス) id: e25b0a7159 (このIDを非表示/違反報告)
稀依架(プロフ) - 燈華さん» ありがとうございます(^^) 気を付けてくださいね('Д') (2021年4月6日 17時) (レス) id: 68ca7066b0 (このIDを非表示/違反報告)
燈華(プロフ) - 本当に泣きました(。´Д⊂) 泣いたんで目を擦ったら睫毛が目に入っちゃいました (2021年3月29日 16時) (レス) id: 2cebe15e55 (このIDを非表示/違反報告)
稀依架(プロフ) - エビのフリッターさん» コメントありがとうございます！ (2021年1月28日 22時) (レス) id: c38d9519b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：稀依架 | 作成日時：2020年11月26日 21時
