まぁまぁ、原作崩壊も程々に Ⅲ (ページ4)

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笑うな........！！ページ4

「ブチ！！」

「シャァァーｯ！！」

白目を向き小気を失ったような大柄のそいつはウソップに襲いかかろうとしたが、ゾロによって止められた

「急ぎなんだ、てめェはもう充分暴れたろ……！！活かしといてやるから黙って寝てろ」

ｷｨﾝｯ！！ﾄﾞｻｯ

「ウソップ！！」

ウソップがC・クロの横を通り過ぎようとした時、とてつもない速さで傷つけられ倒れ込んだ

「う”ｯ！！」

「くっはっはっはっは！笑わせてくれるっ！！

その程度の力でジャンゴのところに行っても無駄死にするだけだな！！」

倒れたウソップを無様だと笑うそいつが許せない

「敵わなくたって……守るんだ……！！

あいつらはおれが守る！！
おれはウソップ海賊団のキャプテンで……おれは勇敢なる海の戦士だ！！村の者には指1本触れさせねェ！！」

ウソップは弱くなんかない、無様なんかじゃない、

ちょっとヘタレだけど、村が、カヤ達が、

何よりも大事だと傷ついても守ろうとする勇敢な男だ

「へへへへっ！見ろよあいつ、変なカッコでなにか叫んでるぜ！」

「泣いてやんの！！」

「ぎゃはははははは！！」

ﾄﾞｺﾞｫｫｫﾝ！！！

口々にウソップを笑っていた手下立ちに向かって峰ではあったが技を出した

「うぉぁぁ！！！！」

人に向けて技は出したくなかった……けどこいつらは人間より腐った匂いがする……

こいつらにウソップを笑う権利なんてない

「あなた達にウソップを笑う資格は無い、もう一度笑ったら次は当てる」

そう言って脅せば子犬のように縮こまって何を言えなくなっていた

なんとも格好の悪いその光景に半分呆れてしまった

ﾄﾞｶｧｫﾝｯ！！！

催眠状態にあったブチをゾロは倒した。

急所は外してあるようで気を失っているが、起きてもさすがに動けはしないだろう

「A！おれはウソップ担いで催眠野郎を追う！
問題あるか？」

既に担いでいる癖に……とは思ったが、Noと言う気はなかった

「ない、急いでくれ！」

C・クロの横をを通ろうとするとまた邪魔をしてこようとしてきた

「おい貴様ら誰がこの坂道を抜けることを許可したんだ？？」

「私だ！！行け！ウソップゾロ！」

伸ばした腕は軽々と避けられたがゾロ達が通れる道は出来た

もう1発、ともう片方の拳を出したがフッと消えてしまった

「どこだｯ！！」

背後から匂いがして咄嗟に屈んだ

ﾋｭｯ

あの爪のような刃物に当たりでしたらひとたまりもないだろうと思いながら屈んだ状態で蹴りを出した