まぁまぁ、原作崩壊も程々に Ⅲ (ページ3)

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勝負ページ3

「なんだ今の！？こいつこんな位置から！！」

数十メートルも離れたC・クロに打撃を与えた

当然ゴムゴムの実を持っての力だったが、すぐに分からない者たちにとっては、目の前で何か魔法を使ったのではないかと思ってしまうくらい衝撃的な光景だった

「完全にC・クロを怒らせちまった……！！」

「俺たちァ一体どうなっちまうんだよ！」

倒れているC・クロから感じる殺意の匂いがさっきより強まっている

完全に怒らせてしまったのは本当のようだ

いつ攻撃返してくるか分からない今、緊張を解けない状態で倒れているC・クロを睨む

そんなところに小さい影が3つ、C・クロに近づいた

「うわぁぁガキ共なんてことを！！」

ウソップと一緒にいたあの小さい子供たちがスコップやフライパンを持ってC・クロに襲いかかった

ボコスカと殴るが、スコップはさすがに痛いと思うぞ……？？

ウソップが必死に逃げろと言っているが聞いていないようで、突然立ち上がったC・クロに驚き腰を抜かしていた

子供たちにはほぼ興味を示さずこちらを見てくる

「少々効いた……ずいぶん奇っ怪な技を使うもんだ、

貴様”悪魔の実”の能力者だな……！！」

「えぇ、”ゴムゴムの実"を食べたゴム人間です。」

外野がザワザワしだしたが気にせずお互いが睨み続ける

「ジャンゴ！！その小娘はおれが殺る。

お前にはカヤお嬢様(・・・・・)を任せる
計画通り遺書を書かせて……殺せ」

最後の最後まで何かの間違いではないか、そうであって欲しいと願っていたカヤにとってその言葉は絶望させるには充分だった

「それに……アリ(・・)を3匹、目障りだ」

「引き受けた」

カヤの元へ行こうとするジャンゴを止めるゾロ

一瞬周りの敵をゾロ達にに任せ、軽い柔軟をして集中を深めながら呼吸を一つ一つ丁寧に行う

集中を解けば、地面が割れていたりした
カヤのことはあの3人の子供が守って逃げるようにウソップが言ってくれたようだ、

あとは目の前にいる腐った匂いがするこいつらを懲らしめるのみ。

「ウソップ、」

「「任せろ。」」

いい加減こいつの匂いにも言っていることにも腹が立ってきて仕方がない。

3年間もカヤと一緒に居たのに情すらないだと？？
あろうことか財産目当てにカヤを殺す？？

人間こうもクズになり下がれば救いようがない……

「……！！お前なんかの好きにさせてたまるか！！」

ウソップはカヤ達の所へ走っていこうとした