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そんなやわらかくなった汐恩は
服の絵に書いてあるゆるい弱そうな怪獣さんと少し似ている。
『蛍、綺麗だったね』
眠気でふわふわした意識の中そう言えば
汐「後半爆睡しとったくせによー言うたな」
と返される。否定もできずに居ると
まあ、ええ思い出になったな。
と優しく笑ってくれる。
こくんと頷くと、ゆっくりねーや と布団を首までかけてくれた。
かと思えば
首が締まるくらい首元にぐいぐいと押し込まれて
うぅ、と言うと意地悪そうな顔で笑う汐恩。
でもやり返す勇気もなく、されるがままの私を見て
さらに笑う。
こいつっ、、おぼえとけよ、、
『おやすみ、しおん』
私の言葉に え？このままねるん？と言いたがな汐恩の表情を最後に私は眠りについた。
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翌日。
『な、なんだこの状況..』
am.9:03___。
なんとなく目が覚めた私は、自分の部屋を後にして歯磨きも顔を洗ってリビングに入ると
皆が死んだように倒れている。
そしてテーブルやラグの上、ソファの上にはゲーム機や沢山のお菓子と飲み物の残骸。
こりゃ朝方まで楽しくやってたな、、
部屋の荒れように思わず笑ってしまう。
まあ私昨日皆そっちのけで寝ちゃったし
私が寝ちゃった後
久しぶりに私のこと気にせずに
皆帰ってから楽しんでたんだなと思ったら、よかったと心の中でつぶやく。
少し近づくと、ブランケットをかけてる組と
そのままなにもかけずに寝てる組。
風邪ひくよあまりにもこれは。
じっと立ち止まったまま思った私は
リビングを後にすると布団類をしまっている部屋から何枚か追加のブランケットを持ってくる。
大きいやつは二人に一つでいいよね。
豆ちゃんと純喜は近距離で寝ていたため、大きなブランケットを二人にふわりとかける。
あとは単独の人には中くらいのやつをかける。
中くらいって言ってもちゃんと大きいやつ
そんな膝掛けレベルではない。
皆を起こさないようにゲーム機をあった場所にしまって、私は散らかった食べ物や飲み物を片付けた
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ひー(プロフ) - 続き楽しみにしてましたー！しおーん！ (2022年2月22日 16時) (
レス) @page19 id: b9fcbad0b4 (このIDを非表示/違反報告)
なな - このお話し大好きです！！続き楽しみにしてます！！！ (2021年12月7日 0時) (レス) id: 4ba5331e33 (このIDを非表示/違反報告)
くま - 初コメ失礼します！めっちゃおもしろいです！次のお話楽しみにしてます！ (2021年10月27日 22時) (レス) id: 7b44bc00c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ののか | 作成日時：2021年10月15日 3時
