７４ ページ26
翔「汐恩と居る時のA、楽しそうだよ」
え？と間抜けな声が出る
汐恩と居る時の、私____？
翔「Aの中で、汐恩は特別なんだよ」
気づいてないだけで、無意識にね。と翔也は笑って
ほっぺたから手を離す。
『特別って、なに？？』
無意識に出た言葉に
翔也はははっ、と可愛らしい笑い声をあげた。
そして、ぽんっと頭の上に置かれる手
その手は温かくて
ずっと昔から、私を守ってくれた手の一つ。
翔「汐恩だけじゃなくて、Aもまだまだだったかあ」
『え！どういうことよー！！』
お寿司！！お寿司連れてってくれたら木全講座開催してあげるよ！！！とふざける翔也の脇腹をくすぐる。
翔也のこういうところに、何回助けられたかな。
もちろん、蓮達にも何回も助けられたけど
翔也はいつも私と同じ目線で考えて、おなじ目線になってくれる。
『翔也、いつもありがとう』
そう言うと、翔也は目を丸くした後
隠し切れないほどの照れ顔を見せながら
へへ、まぁね、とにたにたしながら答えた。
翔「ちなみにここのお寿司屋さんまだ行った事ないんだよね」
今度、サプライズで連れて行ってあげよう_____。
.
.
.
.
.
.
.
翌朝___。
髪はいつも巻いてるから、今日はストレートにしようかな。
雨だし。と、窓の外から見えるグレーな雲と雨を見ながら考える。
制服を着て、最後にリップを軽く塗って、鞄を持って立ち上がる。
扉を開けると
『あ、おはよう！』
汐「ん、はよ」
とまだ眠たそうな汐恩が目の前に。
その眠たそうな声と目に、私まであくびがでそうになる。
汐「今日、くるくるしてないんや」
『あ、うん、雨だしね』
汐恩が私の髪を少し触る
その状況にまたドキドキし始める。
翔也が言ってたことがもしわかる日が来たら
私はどうすればいいんだろう。
でも___
汐「いくで、ほら」
汐恩が私の手を握る
『うん、行こ！』
" 特別 " ってなにか
知りたい______。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 726人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「JO1」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひー(プロフ) - 続き楽しみにしてましたー！しおーん！ (2022年2月22日 16時) (
レス) @page19 id: b9fcbad0b4 (このIDを非表示/違反報告)
なな - このお話し大好きです！！続き楽しみにしてます！！！ (2021年12月7日 0時) (レス) id: 4ba5331e33 (このIDを非表示/違反報告)
くま - 初コメ失礼します！めっちゃおもしろいです！次のお話楽しみにしてます！ (2021年10月27日 22時) (レス) id: 7b44bc00c4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ののか | 作成日時：2021年10月15日 3時
