私の番犬達__

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あれから皆でご飯を食べ終わった後、順番にお風呂に入って

私もお風呂から上がって髪の毛を無心で乾かす。









たまに鼻につくヘアオイルの匂いに、自分でいい匂いだなとか思う。





あるあるだよね。新しいヘアオイル使うとテンション上がるし、その匂いがしたらなんか嬉しくなるのわかるよね。








そういえば









皆って彼女とか好きな人いないのかな____。




女の子の影全然ないし

いや、蓮や豆ちゃんや汐恩みたいに

告白されてるけど私がしらないだけだったり？






実際そうだったし___。









そういえば蓮、上手いこといってるのかな。


蓮の好きな人は聞いたけど、豆ちゃんと汐恩は結局聞けてないなあ。








他の皆にも聞いたことなかったし、後で聞いてみよう









髪を乾かし終えてとかし終えると、少し色のついたリップクリームを塗る。





蛍、楽しみだなあ____。






お風呂場から出てリビングに向かう

ひょこっと顔を出すとテレビを見てる数名。


半分お風呂済み半分待ち組








『翔也〜入っていいよ〜』





声をかけると振り向いて




何故かウィンク。しかもできてないし。









『かわいいよ』




翔「思ってないでしょ」









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少し身体が熱くて、足はベランダに進む。



下からぎやぁああ！！って声が聞こえて


純喜と瑠姫だなって声だけでわかる 笑笑







お風呂から上がったらだいたいいつもベランダで水飲んで星を見るのが好きなんだよね

まあでもすぐ身体冷えるからあまり長く居ないけど。









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『.....あれ？』






ベランダの扉の向こうに、誰かのシルエット



扉を開けると









『拓実？』





先客がいたようで。

私の声に気づくと、振り返って








拓「こっちおいで」



って手招きしてくれる






『珍しいね拓実がここにいるの』







駆け寄って隣に並ぶと、拓実は夜空を見上げて





拓「今日はね、星が綺麗に見えるってLINEニュースでみた 笑」





と言った横顔がもう絵になりすぎて。。









『星、今日綺麗だね』






それにつられるように私も見上げる









本当に、今日は一段と綺麗。









ちらっと横を見るとただひたすらに見上げてる拓実の横顔が綺麗で









『拓実って、好きな人とか居ないの？』

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