帰り道 ページ9
マ｢じゃー、麗華ちゃんもうあがってもいいよー｣
麗｢はーいっ｣
玲｢あれ、Aは？｣
マ｢あー、今ちょっと出てるよ。｣
玲｢あ、そーなんすか、｣
麗｢じゃあ、私帰る準備して来るねっ｣
玲｢ん、｣
麗華からの、突然の告白にビックリした。
まさか、そんなこと言われるなんて思ってもいなかったから。
あー、今日Aに謝れなかったな、
明日は絶対謝ろう。
麗｢準備できたから帰ろー！｣
玲｢ん、
マスター今日もおいしかったです！ありがとうございましたっ｣
マ｢ありがとうっ。気をつけて帰るんだよ。｣
麗｢はいっ。ありがとうございました！｣
麗華と2人で、喫茶店を出る。
Aと喫茶店から帰らない日なんて久しぶりだ。
麗華と2人になるとお互い無言で、ちょっと気まずい。
麗｢玲於、私が言ったこと、考えてくれた？｣
玲｢あー、｣
麗｢さすがに、早いよねっ笑 やっぱりいいよっ。いつでもっ。｣
玲｢いや、今言うよ。｣
話を長引かせても、いつ言ったって答えることは決まってるから。
麗｢ほんとっ！じゃあ、聞きます笑｣
玲｢俺もさ、麗華と付き合ってた時、めっちゃ楽しかった。麗華と別れてから誰とも付き合ったことないし。でも、｣
麗｢でも、、？｣
玲｢今は、心から好きで、ずっと一緒にいたい人がいるから、ごめん、｣
麗華は俺の話をちゃんと最後まで笑顔で聞いてくれた。
ホントはつらいはずなのに。
麗｢うん、玲於はそー言うと思ってたよ。
Aちゃんでしょ？笑｣
玲｢えっ？なんで、分かったの？｣
麗｢玲於と私、何年一緒にいたと思ってんのっ！笑 バレバレだしっ笑｣
そっか、バレバレなのか、、笑
さすが麗華、笑
麗｢ありがとねっ。もーちょっと、早く帰ってくればよかったってちょっと後悔してるけど笑 でも、Aちゃんと応援してるからね！絶対幸せになってね！｣
玲｢うんっ。ありがと。｣
なぜだか今は、すごいAに会いたい。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 63人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みかん。 | 作成日時：2020年6月8日 14時
