ビターチョコレート 2 (ページ21)

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お泊まりページ21

ついに今日は、玲於とお泊まり。

玲於の家に行くのは何回もあるけど、家の前に着くと、毎回緊張してしまう。

玲｢はぁい、｣

『Aですっ』

玲｢ん、｣

インターフォンを押すと、玲於の眠そうな声。

寝てたのかな？

高い高いエレベーターを上がって、最上階に着く。

玲於の家の最上階は47階。

下を見下ろすとめちゃめちゃ高くて怖い。

ピンポーン

インターフォンを押すと、すぐにドアが開く。

ガチャ

玲｢どぞ、｣

『おじゃましますっ』

やっぱり髪がボサボサで、全身グレーの部屋着を着てる。

『玲於、寝てた？』

玲｢あー、うん｣

『ごめん起こしちゃって笑』

玲｢大丈夫っ｣

玲於の家、やっぱり広いなぁ

リビングにつながるドアを開ける。

亜｢こんにちはー！｣

『えっ！！』

そこには、なんと亜嵐くんが、

まさか、亜嵐くんとも会えるなんて、夢みたい。

まぁ、いつも夢みたいな日常だけど笑

玲｢ごめん、Aとのこと亜嵐くんに知られちゃってさ、どうしてもAの顔が見たいって言うから、、
夜までには帰らせるから。｣

『あぁ、大丈夫だよっ
逆に亜嵐くんに会えて嬉しい笑』

亜｢えぇ、照れるんだけど笑
てか、玲於の彼女めっちゃ可愛いじゃん！笑
Aちゃんって言ったよね？？よろしくね！｣

『はいっ！よろしくお願いします！』

そのまま、みんなで映画を見たり、ゲームをしたり、お話をしたり、楽しい時間を過ごした。

そして、時間はあっという間に午後6時。

亜｢はぁ、楽しかった笑
じゃあ、俺もうそろそろ帰ろーかなっ｣

『もう帰っちゃうんですか？？』

亜｢うんっ
だって、玲於とAちゃんの邪魔しちゃいけないし、ここからは2人でってことで！｣

『あ、そーなんですね笑』

亜｢じゃあ、ばいばい！
玲於！明日、どーなったか教えてね！｣

玲｢どぉって笑ハイハイ｣

そう言って、亜嵐くんは家を出た。

部屋に残ってるのは、私と玲於だけ。

一気に部屋が静かになる。

玲｢お茶、ないじゃん｣

『あぁ、ほんとだ』

玲｢持ってくる。｣

『ありがとっ』

そう言って、玲於はキッキンに入っていった。